麒麟の翼 読書おすすめ 感想文『鰭ではなく、なぜ翼』と名付けられたのか?
私が、この「麒麟の翼」を読もうと思ったきっかけは、ある旅行社主催のツアーに有料で参加して、ガイドさんが、名橋・日本橋で、『この獅子が手をかけているのは、東京都のマークです。 そして、こちらは麒麟と言う想像上の動物で羽根が生えています』という間違った上に、不十分で稚拙な説明を聞いたからです。
プロのガイドには、「中央区観光検定の教本 歩いてわかる中央区ものしり百科」を読んで、しっかりマスターして欲しいと思いました。
そして小説「麒麟の翼」は、『鰭ではなく、なぜ翼』と名付けられたのか(?)と思ったのが、読書に至ったきっかけです。
事件の捜索では、有名な証券会社の建物、人形町の店、日本橋七福神など
この小説では、事件は日本橋交番の前を通り過ぎて、名橋・日本橋の麒麟像の下で立ち止まった男の胸にナイフが刺さった殺人事件と思われるところから展開されます。 容疑者の捜索では、有名な証券会社の建物、首都高速道路江戸橋口という場所、容疑者が見つかる場所、捜査を進めていく過程で訪れる人形町の店、日本橋七福神、日本橋の和紙の専門店、そこの紙製品などが描写されていきます。 そして、結末まで読んで、
この作品が人間の心を揺さぶる推理小説であることを想い知らされました。
中央区日本橋大好き人間にとっては、大変面白い小説です。 そして、中央区観光検定の試験問題にしても、歴史と地理の勉強に大変役立つと思いました。
「麒麟の翼」と命名された理由
ところで、「麒麟の翼」と命名された理由は、是非この本を読んで理解してください。私は、共鳴しました。
読みえた時に、きっと輝かしい未来が見えてきます。