2021 つきじ獅子祭 【疫病除け】御神璽唐櫃御巡行
江戸初期、萬治2年の創建当時より約360年間、夏の疫病除けの祭典として伝統ある築地・波除神社 夏越し大祭「つきじ獅子祭」。 通常6月10日に大祭式、10日に近い金曜~日曜に各種祭礼が執り行われ、3年に1度の「本祭り」では、神社千貫宮神輿と、天井大獅子(雄獅子)、弁財天お歯黒獅子(雌獅子)の何れか1基計2基が、「陰祭り」では、神社千貫宮神輿、雌雄大獅子の何れか1基が担がれますが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、付帯行事の波除神社千貫宮神輿の御巡業祭、御神楽祭(江戸里神楽奉納)、築地囃子(お囃子奉納)は中止とし、「つきじ獅子祭」としては、新型コロナウイルス終息を祈願し、日程変更並びに規模縮小・各種祭典参列人数の制限等を考慮の上、厳粛に執り行われました。 6月13日、【疫病除け】御神璽唐櫃御巡行が斎行され、9:00 宮出し祭典の後、神様を唐櫃という神具に納め、神職と一部の役員数名で徒歩にて、町内を巡りました。 尚みそぎ神事「夏越しの大祓式」(茅の輪の設置、形代の配布、疫病除け「為朝公神符」授与)は、例年祭礼初日から執り行われますが、本年に限り6月1日に繰り上げられています。