タカゲン 日本で最初のステッキの専門店 上品な日傘も素敵
銀座通りを通ると、いつもタカゲンのお店の前で足が止まります。
素敵なステッキ、上品な雨傘、日傘。 とても惹き付けられます。
小物を購入し、お店の奥に伺うと、沢山のステッキが並べられており、また魅了されます。
ステッキの柄のところに鳩をデザインしたものを見つけました。
鳩杖の由来
鳩杖の由来を書いたものが頭上に掲示されていました。
お店の方に、写真撮影と特派員ブログへの掲載をおたずねすると、「いい です」と快諾してくれました。
『鳩杖の由来 優老錫杖の理は、ふるく中国の周代より伝えられています。 五十には家で、六十では郷において、年七十に至れば国から、齢八十に達して宮中において杖を許される(礼記巻四、王制)と、
この杖を歯杖、後にはまた玉杖と言い、魏の時代から、これを鳩杖というようになりましたが、既に玉杖と呼ばわれた時代から鳩の飾りをその特徴としていたといわれます。
和が邦における錫杖の慣は、文武四年、時の左大臣多治比真人島の功績と高年とを優遇するに当り、帝より霊寿杖を賜る(続日本記)という記録に始まり、 その後の斑竹御杖は、単に文献上の記載にとどまらず、今日もそれを正倉院御物の中に認めることができます。鳩杖の名称の記録上の初見は、建仁三年藤原俊成の九十賀に賜ったことにあります。
鳩杖を賜った主な人
鳩杖を賜った主な人の姓名とそれを賜った年月日は次の通りです。
黒田清綱 (明治42年4月6日)
大隈重信 (大正6年3月31日)
板垣退助 (大正6年3月31日)
山県有朋 (大正6年3月31日)
浅野長勲 (大正10年4月23日)
井上馨 (大正13年1月9日)
東郷平八郎 (大正15年1月4日)
西園寺公望 (昭和3年1月4日)
山本権兵衛 (昭和6年1月16日)
高橋是清 (昭和10年1月4日)
若槻礼次郎 (昭和20年1月15日)
吉田茂 (昭和40年10月16日)
この後の説明にご興味のある方は、お店でご覧になって下さい。
杖は老人が使うものという思い込みがありますが、かっこいいと思います。
また、転ばぬ先の杖とも言い、長寿のお祝いにプレゼントされるのもよろしいかと思います。
タカゲンさんの詳細は、こちらをご覧下さい。https://www.takagen.co.jp/