富山の逸品、再びご紹介です ~ 日本橋とやま館 ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』をチェックポイントとして取材します、rosemary sea です。
富山県のアンテナショップ 日本橋とやま館さんを、約2年振りにご紹介します。
ロズマリは昨年11月5日の奈良まほろば館さん後編をもちまして、日本橋にあります常設アンテナショップさん9店舗全てのご紹介を達成させていただきました。
その日本橋アンテナショップご紹介シリーズのスタート店舗はこちら、日本橋とやま館さんでした。
2017年6月22日、25日、27日の3回でご紹介させていただきました。
原点に立ち戻りまして、改めて日本橋とやま館さんの“富山の逸品”をご紹介させていただきます。
今回も日本橋とやま館 サブマネージャー 浅野陽祐さんにお世話になりました。
また、同じくサブマネージャー 出口ひとみさんにもご案内いただきました。
一番下の画像で扉の右に浅野さん、左に出口さん、撮らせていただきました。
それではお品のご紹介です。お値段はすべて税込価格です。
シロエビの加工品のコーナー
(木箱の上、右より)
幸のこわけ しろえび小判 南砺市(なんとし) 日の出屋製菓産業 378円
幸のこわけ しろえび素干し 魚津市 浜浦水産 10g 486円
漁師のおやつ 白えび燻製 滑川市 カネツル砂子商店 864円
富のおもちかえり 白えび味 黒とろろ昆布ふりかけ 高岡市 (株)室屋 40g 432円
白えびスモーク 射水市(いみずし) 鈴香食品 10g 648円
(木箱の下、右より)
白えびのふりかけ 滑川市 川村水産 20g 432円
えごまと白えびふりかけ 富山市 スカイインテック 540円
桜味のしろえび小判 南砺市 日の出屋製菓産業 4袋入り 432円
シロエビはブリ、ホタルイカとともに富山湾の三大代表魚とされています。
富山県では「ヒラタエビ」と呼ばれているとのこと。
体長約6cm、一番上の画像の通り、淡いピンク色をしていて“富山湾の宝石”と呼ばれています。
急に深くなる富山湾の賜物です。
新湊(しんみなと)沖、岩瀬沖、水橋沖の3か所が主な漁場。
中でも新湊は漁獲量が圧倒的に多いとのこと。
生でも揚げてもすり身でも。そしておせんべいやふりかけでも。
なお、漁獲保護のため、漁期は4月から11月と決まっています。
お店に入ったところ、正面にコーナーが設置されていました。
左に網や浮き玉を飾り、シロエビ漁の雰囲気を醸し出していました。
なお、併設の和食レストランでもシロエビのお料理をご提供されているとのこと。
その中で「桜味のしろえび小判」をいただきました。
シロエビを使って焼き上げた、パリッとした塩味のおせんべいです。
今回季節限定、春の香り漂う桜味に仕上げられています。
「白えびの香ばしさと塩味・桜風味がマッチしていて後を引くおいしさです。
歯応えも良い小判型のおせんべい、春気分にさせてくれます。」ロズマリ家族。
工芸品コーナー
(左端と右端)
シマタニ昇龍工房 鏧子(けいす)【磬子とも書きます。きんす、と読むことも。】
お寺のお坊さんが使う、おりんの極大版とでも言いましょうか。
右が1尺6寸、左が1尺5寸です。
両方とも価格は店員さんにお尋ねください。
なお、これらをたたく道具「バイ」は1尺6寸用 86,940円、1尺5寸用 70,308円です。
(右から2番目)
四津川製作所 龍巻花瓶 1,026,000円
(右から3番目)
織田幸銅器 花器3尺 瑞龍(ずいりゅう) 【水晶玉持】 3,564,000円
(右から4番目)
四津川製作所 伊勢花瓶(金箔) 706,320円
どれもとても高価ですし、一般家庭ではちょっと必要ありませんね。
しかし、これらの製造技術が転用され、次のような製品が生まれました。
現代工芸品のコーナー ①
(左端のカップ4種)
織田幸銅器 R&Wアイスコーヒーカップ
R&Wとは赤と白、ということ。外側が同の赤、内側が錫(すず)の白。
名前の通り、アイスコーヒーを飲むのに適した銅製カップ。
銅やアルミニウムは熱伝導率が高いので、飲み物と器の温度が同一となり、口当たりが良くなるそうです。
・ 鎚目(つちめ)仕上げ:金づちでたたいた模様入り
・ マット仕上げ:光沢を出さない仕上げ
各5,863円
同じく織田幸銅器 R&W モスコミュールカップ
モスコミュール用の銅製カップ。
鎚目・マットどちらもあり、各4,731円
(中央/左)
タカタレムノス 15.0%アイスクリームスプーン 3,240円
「15.0%」はアイスクリームの乳固形分15.0%以上、というところからのネーミング。
こちらもアルミニウムの熱伝導率が高いことを利用しています。
硬いアイスクリームも簡単に掬うことができます。
なお、真ん中に1つだけあります、少し大きめのスプーンは5,400円です。
現代工芸品のコーナー ②
(右)
NAGAE+(ナガエ プリュス) TRAVEL CHOCO 16,200円
ききょうの花のつぼみが開いていく様を形のされているそうです。
飲み口の場所が無限です。
このどこかに各種お酒などの飲み物が最高においしくなる飲み口ポイントがある、とのこと。
(左)
右から、collinette 【コリネット】 3,240円
collinette lynph 【コリネット リンプ】 5,400円
collinette aile 【コリネット アイル】 5,400円
金属加工で名高い生産地・高岡市の高度な鋳造技術と、熟練職人さんの手磨きの技術。
これによりマッサージツールとして、コリネットシリーズが誕生しました。
力をかけずにセルフケアができる、コンパクトな逸品です。
手のひら、足裏、首、肩など、凝ったところのツボ押し的な器具。
なのにそのようには見えない、美術品的なフォルムがとてもスタイリッシュです。
女性に人気なのがよくわかります。
また、アルミ製なので、オイルの汚れなどは石鹸で落とすことが可能、お手入れ手軽とのこと。
クリアベル スキンケアオイル
小矢部市 JAいなば 2,160円
JAいなば、乾卯栄養化学(株)共同開発のハトムギヌカ油。
ハトムギは富山県が栽培面積・生産量ともに日本一です。
中でもJAいなばさんは最大生産を誇ります。
これから作られたハトムギヌカ油は不飽和脂肪酸を豊富に含んでいますので、お肌を外部刺激から守るというバリア機能が働くそうです。
また、抗酸化作用に優れ、紫外線からお肌を守るUV効果もあるとのこと。
先ほどのコリネットシリーズと一緒に、マッサージツールとして利用もいかがでしょう。
まとめ買いされるリピーターが多い逸品です。
ます寿しコーナー
右から、
源(みなもと) 富山市 特撰ますのすし 1,801円
【少々押し強い・少々酸味強い】
赤いパッケージは皆さんも見慣れないと思います。
特撰だから、だそうです。
元祖関野屋 富山市 特撰船上活〆 2,200円
【少々押し弱い・少々酸味強い】
元祖関野屋 富山市 鱒乃寿しサクラ 931円
日本橋とやま館さんでは曜日ごとに特撰ます寿しや定番ます寿しを入荷販売されています。
土曜 千歳 富山市 ます寿し 1,601円
竹勘 富山市 ます寿し 1,501円
青山総本舗 富山市 ます寿し 1,501円
日曜 寿し工房大辻 立山町 幻ますの寿し 2,301円
元祖せきの屋 富山市 ます寿し 1,501円
月曜 高田屋 富山市 ます寿し 1,501円
火曜 平ら寿し本舗 砺波市(となみし) ますの寿し厚切特選 2,200円
川上鱒寿し店 富山市 ます寿し 1,601円
水曜 青山総本舗 富山市 鱒寿し一段銘々包み 1,801円
高芳 富山市 ます寿し 1,601円
木曜 吉田屋鱒寿し本舗 富山市 昆布鱒寿し 1,801円
今井商店 富山市 ます寿し 1,601円
※ 取材日は金曜日でした。
ただし、「日本橋桜フェスティバル(3/15~4/7で終了)」の一環として「小さな鱒乃寿しサクラ」も販売されていました。
天然サクラマスを使っています。
※ 「押しが強い・弱い」「酸味が強い・弱い」などの特徴が、お店それぞれにございます。
詳しくはお店で表をご覧になるか、お店にご照会ください。
※ 内容は予告なく変更になことがあります。
※ 1日各種10個限定です。
ただし、お取り置きもできますのでショップフロアまでお電話ください。
03-3516-3020
3日前までのお申込がおすすめです。
中尾清月堂 どらやき 181円
明治2年(1870年)創業の老舗のどらやきです。
左から、あずき、白あずき、抹茶。
パッケージにそれぞれピンク、黄色、緑色の輪が目印です。
こちらは中尾清月堂さんの広告です。
1年前の3月にどらやきをリニューアルした際に出されました。
よく見るとかなり「間違い」がありますよね。
でも文章は何となく読めてしまいます。
これは「タイポグリセミア現象」と言います。
単語を構成する文字を並べ替えても、人は問題なく読めてしまう、というものです。
この広告で、どらやきのリニューアル改善点のクイズを答える企画を実施しました。
クイズには300件超の投稿があり大反響。
変更点 ① 焼き加減
② 小豆あんの、ブレンドへの変更
③ パッケージに窒素封入
正答が多かったようです。
富山県内での売上も10日間で5万9200個売り上げた、といいます。
昨年7月には富山県内の優秀なデザインに贈られる「富山ADC賞」を受賞されました。
うどん・そうめん・そばのコーナー
(上段、左から)
大門(おおかど)そうめん となみ野農協 砺波市
3個入 2,565円 ・ 2個入 1,728円
羅臼昆布うどん 黒部市 四十物(あいもの)昆布 200g 648円
氷見(ひみ)うどん つゆセット 氷見市 海津屋 2,592円
氷見うどん ギフト見本 1,425円
海津屋つゆ(濃縮タイプ) 20ml×5 324円
(中段、左から)
大門そうめん特製つゆ JAとなみ野 508円
大門そうめん 1個 756円
清流素麺 富山県西部森林組合 180g 519円
五箇山(ごかやま)そば・そうめん 南砺市 五箇山物産 160g 584円
(下段、左から)
八尾蕎麦 (農)八尾農林産物加工組合 160g 521円
くずしそば(生麺) 富山市 くずしそば本舗まるぜん 486円
氷見糸うどん 澱粉の旨味細めん 氷見市
高岡屋本舗 200g 443円
氷見うどん 細めん 氷見市 海津屋 200g 432円
太めん 200g 432円
氷見うどんは伝統の手延べの技の賜物です。
油を使わず手作業で職人さんが麺を延ばします。
もちもち食感、コシのある麺が特長です。
なお、氷見うどんは香川の讃岐うどん、秋田の稲庭うどんと並んで「日本三大うどん」と呼ばれることがあるそうです。
「ことがある」というのは、ライバルに群馬の水沢うどん、長崎の五島うどん、愛知のきしめんがあるから、とのこと。
飲み物のコーナー
(上段、左から 上段は全て富山市のとやまアルペン乳業のお品)
プレミアム無糖ヨーグルト 525g 432円
とやまのヨーグルト3P 3個入 179円
とやまの牛乳 低脂肪乳 200ml 99円
スーパー 200ml 121円
200ml 112円
500ml 207円
カウヒー 200ml 112円
500ml 207円
(中段、左から)
りんごジュース ストレートタイプ 小矢部市 (農)松永うの花農園
200ml 258円
くによしりんごジュース 国吉農林振興会 250ml 256円
ラ・フランス ストレートジュース 立山町 上東果樹生産組合
180ml 361円
富山はとむぎ茶 JAいなば 350ml 119円
氷見はとむぎ茶 農業生産法人JAアグリひみ
350ml 121円
(下段)
おいしい水 各種
「とやまの牛乳」は富山県人なら「懐かしい給食の牛乳」と、テンションが上がるそうです。
富山のおいしい水と空気が育んだ牛からとれた、おいしい牛乳。
コクがあるのに後味すっきり。モーモーちゃんが目印です。
「カウヒー」はいわゆるコーヒー入り牛乳、牛のカウとコーヒーをかけています。
こちらは浅野さんのお気に入りだそうです。
これら飲み物は毎週木曜入荷の「ご当地パン」とのセットでよく買われるそうです。
出口さんおすすめの「とやまのヨーグルト3P」もいただきました。
こちらも富山県の学校給食に採用されている、安心安全のヨーグルトだそうです。
「甘さ控えめなのに、味が濃厚でまろやか。昔懐かしい一面も。
毎日食べたいヨーグルト。」ロズマリ家族。
・・・ご紹介はまだ一部です。
浅野さんは唎酒師(ききざけし)の資格も持っておられるとのこと。
次回は富山のお酒とおつまみのご紹介としましょう。
日本橋とやま館
日本橋室町1-2-6 日本橋大栄ビル 1階
日本橋三越新館の向かいです。
東京メトロ 銀座線・半蔵門線 三越前駅 B5出口すぐ
東京メトロ 銀座線・東西線 日本橋駅 、都営浅草線 日本橋駅 B9出口より 徒歩3分
代表 03-6262-2723
ショップフロア 03-3516-3020
和食レストラン 03-3516-3011
営業時間 ショップフロア 10:30~19:30
和食レストラン 11:30~14:30 17:00~22:30 (日・祝 ~21:00)
バーラウンジ 11:00~21:00
日本橋とやま館さんのホームページはこちら