中央区に存在する「拡張現実」~海外の選手の視点から~
こんにちは。世界的スポーツの祭典に影響され、今年の秋はもっと運動しようと改めて思っているHanes(ハネス)です。
その祭典の様子はテレビやネットでも中継され、おうちで観戦した方も多いのではないでしょうか。
その一方、選手たちがSNS上で発信する貴重な動画や情報にも注目が集まります。
私自身、数々の選手のYouTubeチャンネルで動画を見てきましたが、その中でとりわけ印象に残ったのが、体操競技男子種目別あん馬で決勝に進出したアイルランドのリース・マクレナガン選手が投稿した「Tokyo Olympic Games Village」と題された動画。
なぜ印象に残ったのか... それは、選手村建設時から気になっていた晴海の中央清掃工場の煙突にふれているからです!
まずは、下の動画をご覧ください(自動的に該当箇所の6分50秒から再生されます)。
動画には、彼がコーチとともに煙突を見上げ、「コンピューターで作られたんじゃないの?」「現実のものには見えないね」などと話している様子が収められています。
これは海外の方ならではの視点ではないでしょうか。
少なくとも「レインボーブリッジから見た中央区」を執筆した際の私は、「あ、やっぱり煙突見える」くらいにしか思っていませんでしたから。
そうなると、煙突を見る角度が影響しているのではないかと思い、用事で選手村の近くまで行った際により近距離から煙突を撮影してみました。
どうでしょうか?
タワーマンションが写り込まないアングルということもあり、煙突がひときわ目を引きます。
さらに夕暮れ時の芸術的な空も手伝って、煙突がより近未来的に見えるではありませんか。
これは、「コンピューターで作られた」、「拡張現実だ」と言われても妙に納得できてしまいます。
清掃工場の煙突と言われなければ、「未来へ行けるエレベーター型タイムマシンが格納されているのでは?」と思うほど(※執筆者の個人的感想です)。
そして、改めて煙突を観察してみると、そこにはちょっとした「くびれ」があることに気がつきます。
詳細の調査は今後の課題ですが、幾度となく見てきた煙突は意外と奥深かったと実感。
海外の選手が見た中央区は、私にとって新たな中央区の魅力の発見につながりました。
感染状況が落ち着いたら、改めて煙突を見に行きたいと思います!