2019 築地本願寺「はなまつり」
4月8日は伝承に基づく釈迦の誕生日。「灌仏会」は釈迦の生誕を祝う仏教行事で一般的には「はなまつり」と称せられています。
生母摩耶夫人の夢に白い像が現れ、懐妊し、ルンビニの花園で釈迦が誕生し、生後すぐ7歩、歩み、右手で天を、左手で地を指し、「天上天下唯我独尊」と唱えたとされます。この時、天から竜が現れ、甘露の雨を降らせ、その誕生を祝福したと伝わります。
この故事に準えて、様々な花で飾った花御堂を設え、安置した誕生仏像に柄杓で甘茶を掛けて釈迦の誕生を祝います。
4月7日、築地本願寺では、「はなまつり」が開催され、11:00より、築地川公園脇から本堂まで、稚児衣装を纏った子供たちの稚児行列(交通安全パレード)が、11:30から本堂にて灌仏会の法要が執り行なわれました。境内では、「大江戸助六太鼓」「交通安全教室」「防火防災教室」「大道芸つねむね」「みんなで歌おう!リトミックコンサート」「仮面ライダージオウショー」などのプログラムが組まれ、「食事コーナー」「売店コーナー」も設営されています。