あすなろ

杉玉 風情ある目印

杉玉とも呼ばれる酒林は、杉の葉を束ねたもので、安全祈願や、新酒到来を知らせるために使われます。

杉は酒の神様をまつる大神神社(三輪明神・奈良県桜井市)のご神木で、11月の祭典後には「しるしの杉玉」が授与され、全国で軒下、店先に吊るされるのを目にすることができると思います。

 杉玉 風情ある目印

緑の杉玉が吊り下がると、「新酒」の目印になったわけです。最初は、青々としており、茶色に枯れていく様子が、お酒の熟成度合の目安にもなります。

今は掛けかえられず、ディスプレイしているものも多いようです。杉玉の風情を楽しむ工夫ですね。

秋旻 銀座の天空神社(2020年11月ブログ)

青々 志るしの杉玉(2017年11月ブログ)