幸せと癒しのMATCHA
~ ATELIER MATCHA ~
リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary sea です。
今年8月に人形町にオープンしましたプレミアムMATCHAカフェ「ATTELIER MATCHA(アトリエ マッチャ)」さんにお伺いしました。
こちらは中央エフエム パーソナリティー JUMIさんもおすすめのお店です。
ちなみに、こちらのお店もJUMIさんのお気に入りだそうです。
① 2017年5月3日掲載 「イデミ スギノ」さん
② 2017年6月13日掲載 「オリミネベーカーズ」さん
ATELIER MATCHAさんは・・・
世界で広がるMATCHAブーム、そんな今こそ、日本で育まれた抹茶本来の美味しさと文化を楽しめる体験を提供したい。
そんな想いから、「ATELIER MATCHA」さんの構想はスタートしました。
京都府宇治市の「山政小山園(やままさこやまえん)」さんは江戸初期より自園を持ち、茶の栽培から挽き上げまで、一貫した抹茶の製造を行う創業160年の製茶問屋です。
優良品種の選抜や、茶道各流派のお家元に18の茶銘(お家元ごとにブレンドする銘柄)を賜り、全国1000を超える茶小売店や茶道具店をはじめ、百貨店、国内外商社、ホテルや旅館、老舗料亭などに、抹茶や玉露・煎茶を中心とした上級茶の製造卸を行っています。
「ATELIER MATCHA」さんは、山政小山園さんの抹茶カフェ事業です。
Farm to Table のプレミアム抹茶ドリンクとスイーツを通して、MATCHA本来の味と香りをカジュアルに楽しめる新しい抹茶体験を日本に、世界に発信していきます。
そして「ATELIER MATCHA」さんは抹茶の工房(アトリエ)です。
情熱と技術に支えられ、丁寧な仕事を通じて、毎日の生活に根ざした身近な存在であること。
「美味(うま)さ、ありき」を信条に、本当に美味しい抹茶を飲み、食べる。
茶園から石臼の挽き上げまで一貫した製造を行う山政小山園さんだからこそできる、気軽で上質な抹茶体験を提供できる工房を目指し、命名されました。
・・・それではお品のご紹介です。
お値段は全て税込価格となっております。
最初に「ごちそうMATCHAドリンク」のカテゴリーから・・・
MATCHAわらび餅しるこ
748円
本当は自分でソースを掛けるのですが、撮影の関係上、店員さんに掛けていただきました。
追い抹茶の冷たいソースを適宜掛けて、味変しながらいただきます。
こちらのソースは甘さがついている状態になっています。
次第に下の方まで色変していきます。
ミルクセーキ部分の上にはあずきが乗っており、下にはわらび餅が隠れています。
食べ方としましては、まずストローでミルクセーキ部分を吸ってある程度減ったら、スプーンで下のわらび餅を混ぜて食べると良いそうです。
最初に吸わないと、あふれてしまいますので。
あずきを混ぜると甘くなってきます。
わらび餅はとても柔らかく、ふんわり食感。
抹茶の苦みも少なく、抹茶の良さが伝わってくる、とても美味しい一品です。
お餅とあんこ、敢えて「しるこ」とネーミングしてあります。和風です。
MATCHAアフォガート
660円
アイスクリームには塩とローストナッツが乗せてあります。
こちらも掛ける作業は店員さんにお願いしました。本来は自分で掛けます。
アフォガート用の抹茶ショットは温かいものになっています。
つまり、冷たいアイスクリームに温かい抹茶を掛け、少し溶かしていくのです。
アイスクリームにエスプレッソを掛けるアフォガートと同様、「冷たい」と「温かい」が入り混じった感じ、これを楽しんでいただく一品です。
MATCHAゼリーサイダー
660円
爽やかさ抜群の一品です。
MATCHAコットンキャンディミルクセーキ
748円
<土日限定>
わたあめ部分が盛り上がったスタイル。
思わずスマホで撮影したくなる一品です。
・・・『ごちそうMATCHAドリンク』には、以上4品の他、
◎ MATCHAクッキークリームシェイク 748円
◎ MATCHAヨーグルトグラノーララテ 715円
もございます。
次はベーシックなMATCHAドリンクなどご紹介・・・
MATCHAウォーター
275円
ベーシックなアイスMATCHAドリンク。
ホットでは「お薄(おうす)MATCHA」275円がございます。
中央エフエムのJUMIさんは、「お薄MATCHA」をいただいたそうです。
「ベーシックなものから確認させていただきたかったので」と、通ですね、さすがです、恐れ入りました。
華やかさと甘味のとりことなってしまった自分を恥じ入ります。
MATCHAグリーンティー
330円
MATCHAウォーターやお薄MATCHAはノンシュガーですが、こちらはお砂糖入りです。
MATCHAショット
(エスプレッソスタイル)
220円
画像は店員さんが注ぐまでを合成しました。
抹茶をストレートでいただくスタイル、シンプルです。こちらもいただきました。
抹茶がすぐに沈殿してしまいますので、即飲んでください、とのこと。
コーヒーで言いますところの『エスプレッソ』的な飲み方です。
これが抹茶の味の最もわかる味わい方ですね。率直に美味しかったです。
・・・その他、水出し緑茶、MATCHAラテ、ほうじ茶ラテ、緑茶ホット(煎茶・ほうじ茶)、コーヒー(ホット・アイス)、カフェラテ(ホット・アイス)などもございます。
抹茶が苦手な友人も『一緒に行こうよ』と誘うことができそうです。
スイーツもメニューにございましたが、とても人気で品切れ続出。
ドリンクとともにこの時期からのメニュー変更にもご期待ください。
ATELIER MATCHA 代表
長尾千登勢(ながお ちとせ)さん インタビュー
長尾さんは茶道を25年以上続けられていて、裏千家の準教授。茶名もお持ちとのこと。
山政小山園さんとは茶道を通じてお知り合いでした、とおっしゃいます。
ー お店のこだわり、ポイントとしましては、どのようなものですか?
「ここATELIER MATCHAでは手摘みの一番茶を6月に摘んで、それを石臼で引いているものに限ってお出ししています。
そう言うのって茶道用の抹茶なんです。
お茶会で飲めるようなお茶、グレードの高い上級のプレミアムな抹茶だけを使用しています。
そこが他と違うところです。
そしてコンセプトとしましては、お茶ってどうも敷居が高いと言いますか、3回回すのですか?みたいな話になってしまうので、お茶室で飲むような上級の抹茶を気軽に飲んでいただきたい、ということです。
コーヒーで言いますと、ブルーボトルのコンセプトが『コーヒーのサードウェーブ』と言いますが、最初全部ハンドドリップしていましたね。
でもあるところから機械で淹れるようになりました。
だけどブルーボトルは敢えて今ハンドドリップしているんですよ。
そういうハンドドリップの美味しいコーヒーをカジュアルに楽しむっていうようなことをされていて、同じような手法で抹茶って一人一人に点ててお出しする、というのがずっと長い歴史でした。
ですけどそこで(抹茶の)粉を混ぜるだけ、という、コーヒーマシンみたいに工業化してしまったんです。
一度引き戻して手でちゃんと点てて、美味しいお茶というものをカジュアルに、値段も安く楽しんでもらおう、ということです。
これをコンセプトとしております。」
ー 人形町にお店を出された、という思い入れなどはございますか?
「実は、ここのビルオーナーさんに誘われた、というのが大きな理由なのです。
けれども場所的に、抹茶の世界と言いますか、日本的な町、というのは合っているのかな、と。
ここは最近フルーツパーラーですとか、新しいお店がたくさんできてきて、若い方もいたしたり。
古い町なんですけど、新しくもなっています。」
ー お客さまの動向はいかがですか?
「お店が混み出すのはお昼からですね。
働いている方が多いので、お昼からオフィスの方がいらして、午後2時から5時くらいがずっと混んでいるという感じです。
大学生とか、いろいろな方もいらっしゃいます。海外のお客さまも多いですね。」
ー 美味しくいただきました。お値段がとてもリーズナブルですね。
「『安くて大丈夫ですか?』ってお客さまに言われるんです。
これができるのは、小山園さんの直営、卸だからです。
抹茶って値段が結構高いので、普通はこのような値段では出せないんですけど。」
・・・長尾さん、ありがとうございました。
ATELIER MATCHA
(アトリエ マッチャ)
日本橋人形町1-5-8
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 人形町駅すぐ
A6出口を出て左へ
最初の向かい側の角にあります。
03-3667-7277
営業時間 9:00~18:00
無休
ATELIER MATCHAさんのホームページはこちら