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2022新春 江戸消防記念会「木遣り·纏振り·梯子乗り」

 2022新春 江戸消防記念会「木遣り·纏振り·梯子乗り」

 1月4日11:10より、日本橋三越本店1階中央ホールにて、新春恒例の、江戸消防記念会第一区の皆さんによる「木遣り·纏振り·梯子乗り」の妙技が披露されました。                昨年は新型コロナウイルス感染症蔓延防止の観点から、屋上にて無観客で行われ、2年ぶりの1階中央ホールでの開催です。     まずは江戸消防記念会の皆さんが、三井口より高張り提灯を掲げ1階中央ホールに入場。                     最初の演目は纏振り。軽やかな所作に見えますが、纏の重量は15-20kg前後と重く、馬簾と呼ばれる房飾りが、振り上げられたり回転させると踊ります。                     続いて、最大の見せ場「梯子乗り」の演技。「あけまして おめでとうございます!」の幕の掲出後、梯子の上で、「遠見」「背亀」「腹亀」「肝潰し」等の技が披露されます。不安定な梯子の上で、バランスを保ちつつ、地上3間半(約6.3m)の頭上で、次々と繰り出される妙技は圧巻です。                      最後に木遣り唄の披露。何れも正月らしい江戸情緒溢れる、粋で鯔背な伝統のパフォーマンスです。 尚江戸消防記念会は、江戸期の町火消、明治期の消防組の後裔として、昭和14年に結成され、伝統と文化を今に受け継ぎ、第一組は中央区全体と千代田区の一部の区域を、内二番組(い組)から十番組(千組)が中央区を所管と聞きます。