文明堂カフェのお持ち帰り、かすてらフルーツサンドが
美味しくお薦めです!
女性が大好きなスイーツ感覚でいただけるフルーツサンドは、有名店から手軽に購入できるコンビニにまで幅広く販売されています。パン生地のフルーツサンドがほとんどです。
文明堂カフェのかすてらフルーツサンドが好評で2021年10月1日からテイクアウトができるようになったことを知って早速、文明堂カフェ東銀座に出掛けました。1階のショップ10時~19時まで販売されています。
1日の数量が限定されているために歌舞伎座の隣の立地条件ですので、歌舞伎座がある時はお昼までに売り切れることもあるそうです。
かすてらで有名な文明堂は1900明治33年に長崎で創業されました。1922大正11年に看板商品のかすてらを掲げて東京に進出したそうです。
100年も続く看板商品のカステラは職人が1つ1つ丁寧に焼き上げ、美味しさと品質を守っているそうです。添加物を使わずに作り上げる工程は創業以来変わっていません。
手間暇かけての手仕事は、安心安全を守って、お客様に文明堂のカステラを提供し続ける100年の老舗商店への誇りだと思います。
フルーツサンドが産まれたきっかけは、特選五三カステラができたので可能となったようです!
こだわりの特選五三カステラは、北海道産シナ蜂蜜・徳島県産和三盆糖などの素材を十分に吟味、卵黄を増やして焼き上げた生地はふっくら食感とコクがある味わいを楽しめます。
文明堂 喫茶課 北村秀樹パティシエからお話を伺いました。
「BUNMEIDO CAFE 東銀座店」に所属されています。
〒104-0061 中央区銀座4-13-11
☎03-3345-0006
しっとりとした特選五三カステラが、このフルーツサンドが生まれたきっかけになったそうです。もちろん考案者は北村パティシエです。
特選五三カステラに旬の果物を挟むと絶妙な食感が生まれたそうです。それにさわやかなヨーグルトクリームを挟むと、よりカステラと果物がマッチして今までにない食感が味わえたとのカフェのお客様方に大人気になったそうです。カステラでフルーツサンドを作ろうと思った北村パティシエのアイディアが素晴らしいです。そこで、2021年10月よりテイクアウトメニューとすることを文明堂東銀座店社内で決定したそうです。
もちろん北村パティシエの努力の賜物でもあり、上司の方々の心強い推薦もありました。特に、ヨーグルトクリームは何度も試作を繰り返し、さわやかなオリジナルクリームが完成しました。
そのお陰で歌舞伎座観劇の方々にも人気商品になり、お持ち帰りできることになったことは本当に嬉しい限りです。
このミックス(いちご・キウイ・バナナ)・いちご・温州みかんの3種類のフルーツサンドは2月まで
3月から新フルーツサンドメニューが発売されるそうですので、お楽しみに!
今までの第1弾フルーツサンドはメロン&メロン(赤・緑の2種類の果物のメロン)・シャインマスカット・ミックス(キウイ・バナナ・パイン)でした。
1種類ずつ3切をゆっくり味わいながらフルーツサンドをいただきました。小ぶりで手の平にピッタリ入るサイズですが、カステラの厚さはどっしりとしています。
思ったイメージ通りのかすてらフルーツケーキに近いお味で美味しかったです。口の中で、ヨーグルトクリームの酸味が広がり、かすてら生地とフルーツの相性がピッタリです。洋酒がほんのり香ります。そして、文明堂のカステラの特徴であるカステラ底部のざら飴の感触が舌ざわりとのマッチングが絶妙でした。
すっかり贅沢な気持ちに包まれ、満足感満載です。これからも文明堂さんのフルーツサンドのリピーターになりそうです。
(文明堂銀座店 喫茶部 北村秀樹パティシエ様より記事・写真記載のご承諾いただきました)