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数十年に一度! アガベ・ベネズエラの開花

 数十年に一度! アガベ・ベネズエラの開花

 首都高速都心環状線上部に位置し、晴海通りを挟み、万年橋の両サイドに広がる「築地川銀座公園」。高層ビルが建ち並ぶオフィス街にありますが、築地川埋立て跡地だけに、青い空が大きく広がり解放感に溢れた公園です。                 2018年6月、経年変化に伴う再整備として、花壇部分の改修が行われ、新たに6本の「アガベ・ベネズエラ」が植栽されました。   アガベ・ベネズエラは、リュウゼツラン科アガベ属のリュウゼツランの仲間で、メキシコなど亜熱帯乾燥地帯に自生する常緑多年生多肉植物です。                        現在背丈は4m近くあり、昨年10月から花茎が伸び、今月に入り6本中1本が開花を始めました。                  大きな房に、花弁は退化し、雄しべと雌しべだけの黄色い花が密集して咲いています。数十年に一度しか咲かないとされ、今後の満開までの道のりも明らかではないと聞きますが、未知の部分が多い、神秘に満ちた珍しい植物です。