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「晴海客船ターミナル」30年の歴史に幕

 「晴海客船ターミナル」30年の歴史に幕

 国内外の豪華客船が接岸する東京の海の玄関として、1991年、東京港開港50周年を記念して誕生した晴海客船ターミナルでしたが、電気設備や水道配管などの老朽化に加え、近年クルーズ客船の大型化により、1993年竣工のレインボーブリッジをくぐれないケースが増えたことから、都は、お台場 青海に新たに大型客船対応の東京国際クルーズターミナルを整備し、役目を終えることとなりました。今年2月20日の営業をもって閉館し、ターミナル館内及び外構部は立ち入り禁止となっていましたが、解体前に来場を希望する数多くの声を受け、3月19日~21日の3日間限定で、外構部(大階段、臨港広場、送迎デッキなど)が解放されています。          晴海埠頭には帆船「日本丸」が停泊し、大階段前には「さよなら 晴海客船ターミナル 1991-2022」と記されたボードが設えられ、フォトスポットとなっています。                                 毎年5月には、1941年5月20日に国際貿易港として開港した東京港の開港記念日を祝して、晴海客船ターミナルをメイン会場として「東京みなと祭」が開催され賑わったのは記憶に新しいところですが、長らく東京のベイエリアを代表するシンボルとして親しまれてきた特徴的な三角屋根の外観を見届ける最後の機会、粋な計らいです。