和の国、日本のお土産です。
日本の文化・経済・情報の中心として発展してきた中央区。
都心にかかわらず、好きな人にはたまらない素敵なお土産があるのです。
「隈取(くまどり)クリアファイル」
今日はそれを、見に行きましょう。
所は芸能の殿堂、歌舞伎座。銀座4-12-15です。
地下2階に降りましょう。
そこに広がるのは、「木挽町広場」です。
歌舞伎や江戸文化に縁のある、お土産の数々が揃っています。
まるで、浅草の仲見世をぎゅっと凝縮して置いてみたような空間です。
歌舞伎座サービス株式会社の櫟本(いちのもと)部長は話してくれました。
「広場のどこかでお祭りが行われているような、ワクワクする空間を創りたい。」
なるほど広場では、仲見世の店舗を一つひとつ覗いてみるような楽しさを感じることができます。
おもちゃ箱に入り込んだ気分です。
広場の奥まった場所に、歌舞伎関連グッズを揃える、お土産処「かおみせ」があります。
観劇するお客様もそうでない方も利用できる店舗です。
そして、海外からのお客様が喜びそうな品揃えです。
櫟本部長は、「海外からのお客様はたくさんいらっしゃいました。東京五輪に向けて、おもてなしできる企画も準備していたのですが・・。」
涼しい目元を、少し曇らせました。
先日、世界経済フォーラム(WEF)が、旅行・観光開発力ランキングにおいて、日本が初めて一位になったと発表しました。調査対象国は117カ国。
わが国は、鉄道時刻の正確さなど、優れた交通インフラが整えられています。
文化・自然などの豊かな観光資源に恵まれています。
コロナ禍、ウクライナ危機が続く中、今強く求められている安全・安心な観光地であることは、胸を張ってアピールできます。
今月から、1日あたりの入国者数の上限が引き上げられます。
入国者の検疫措置が緩和される方針も打ち出されました。
外国人観光客の受入れ体制も、再び整えられていきます。
「ご贔屓のお客様の期待にお応えできるよう、きちんとした物を提供して行かなければなりません。」
「隈取クリアファイル」は税込み350円。
2021年に第1回中央区推奨土産品モノ部門で入賞しました。
歌舞伎の鮮やか色彩の化粧である隈取り。
隈取りは元禄年間、江戸歌舞伎で「荒事(あらごと)」を創始した、初代市川團十郎によって始められたといわれています。
隈取クリアファイルのお薦めポイントを伺いました。
・代表的な隈取り20種類が描かれています。
・歌舞伎座限定の商品です。
・第五期の歌舞伎座が開場して2023年で10年になりますが、10年以上変わらないデザインで提供している逸品です。
江戸時代の江戸土産には、浮世絵が重宝されました。
選ばれたのには理由があります。
歌舞伎役者や美人の絵姿から江戸の流行が分かるという、一種の貴重な情報源となっていたのです。
それが、軽い、嵩張らない、安く手に入るとなれば、土産に持ってこいです。
クリアファイルならば、いただいて邪魔にならないばかりか実用品としても使えます。
市川海老蔵さんの、十三代目市川團十郎白猿襲名披露公演、長男の堀越勸玄君の八代目市川新之助初舞台公演が、歌舞伎座で行われるとの報道がありました。
今年の11月・12月の大歌舞伎です。
ご贔屓から、襲名披露の記念グッズの販売などの希望も寄せられるのでしょうね。
日本の伝統芸能が更に発展して行く姿を、ファンの立場からしっかり見届けたいと思います。
「東京まんなかippin堂」からお得にお求めいただけます。(期間限定)
公式ホームページはこちらから