River Side

訪問記:亀島川みずべまつり 
スリバチ会長の日本橋どきどきツアー

 先日行われました亀島川みずべまつり スリバチ会長の日本橋どきどきツアーに参加してきました。スリバチ学会会長皆川典久さん、そうです。ブラタモリによく出演されているあの方です。ツアーも、ブラタモリ的に「亀島川は、直立護岸がないのになぜ安全か。」のお題が、カメさん?で運ばれてきました。

 日本橋の南詰から出発、約40名の大グループで出発です。高速の出口が整理され、日本橋の空が少し戻っていました。

西堀留跡

西堀留跡 訪問記:亀島川みずべまつり 
スリバチ会長の日本橋どきどきツアー

 最初は、江戸時代は河岸や荷上場だった西堀留跡です。そのことがわかるところに行きましょうと、細い道を進みます。着いたところで道を見ると道路が隆起しているのがわかります、しゃがんだ方がよくわかるとの事で、皆さん、しゃがんで確認です。大勢の大人が道路にしゃがんだ様子は奇妙な集団に見えたかもしれません。地形の説明のおかげで江戸時代の名残を肌身で感じることができました。船のブリッジの形の日本橋ダイヤビルデイングを通過します。ここには、三菱倉庫・江戸橋歴史展示ギャラリーがあり、模型で昔の荷役がわかります。高速道路のところが紅葉川の跡と現地で説明を聞き、当時の様子がイメージできました。

兜町歴史地区

兜町歴史地区 訪問記:亀島川みずべまつり 
スリバチ会長の日本橋どきどきツアー

  兜神社で北斗七星の都市伝説を聞き、第一国立銀行の本店跡地に移動です。壁に取り付けられた兜町歴史地図の説明を受けて、渋沢栄一が港と官庁街の間のここに大ビジネス街を画策したがうまくいかなかったのは、港が横浜に負けていたのが原因と知り、また、新しい発見がありました。証券場や証券会社が多くあるので、成功したものと思っていました。続いて、KABUTO ONEへ、渋沢栄一の縁起石「赤石」をみんなで触って金運を高めます。

 坂本町公園、東京における最初の市街地小公園でトイレ休憩です。いよいよ、亀島川に向かいます。新亀島橋に、ここでクイズです。『河岸の植物は、よしですか、あしですか。』正解は、葦 です。どちらも正解。あしだと、悪いに続くので、よしになったとの解説をいただきました。亀島橋で、手漕ぎボートとの遭遇です。飲み屋さんやレストランも多くあります。川べりにテラスのあるお店が増えると街の魅力が増えるのではないかと会長のコメントもありました。

亀島川公園 親子ハゼ釣り 

亀島川公園 親子ハゼ釣り  訪問記:亀島川みずべまつり 
スリバチ会長の日本橋どきどきツアー

 高橋から亀島川公園に。ここでは、親子ハゼ釣り体験が開催されてました。また、ボードを漕いで進むSUP(Stand Up Paddle Board スタンドアップパドルボード)や手漕ぎボートを楽しんでいます。南高橋から、隅田川テラスに。霊巌島水位観測所を説明していただきました。三角点の頂点がゼロとのことでした。また、近くに柱があるのですが、それが元の位置と示していると説明を聞き初めてわかりました。新川酒屋めぐりのツアーとすれ違い、新川公園に向かいます。

亀島川サロン 

亀島川サロン  訪問記:亀島川みずべまつり 
スリバチ会長の日本橋どきどきツアー

 新川の跡を歩いて、新川大神宮に着きます。お参りをして、奉納の菰樽を見て、ゴールの亀島川サロンに到着です。ふるまい酒の樽が待ってました。今回のツアーでは、その場所で、その地形に基づく説明をしていただき、知識が活性化されました。また、亀島川は、本当に水辺近い川とわかりました。お題の回答です。亀島川は二つの水門に守られているので直立護岸がなくても安全です。河岸のテラスで、ビールやお酒を飲みながら今日のまとめです。来年も、亀島川みずべまつりが開催されることを楽しみにしています。