日本橋室町三井タワーの大欅
コレド室町テラスの屋外広場、正面の入り口から少し日本銀行本店の方に、何か涼しそうな暖簾が風に舞っています。 この暖簾には金魚も描かれていて、一服の清涼剤です。
大きな欅の木が、ご神木のように立っていて、”爽やかな風の音”を奏でています。 ”さわさわさわ”っと。
大欅について
この日本橋室町三井タワーの大欅についての説明があります。
この台付き大欅(推定樹齢200年、高さ15m、葉張り10m)は、日本橋を起点とする奥州街道(国道4号線)沿いの那須塩原近傍で生長しました。 40年ほど前に、日光街道沿いのさいたま市染谷植物園の圃場に移植され、平成31年にこの日本橋の新たな名所となる日本橋室町三井タワーのシンボル樹として植樹されました。
江戸時代より、台付きの欅は希少価値が大変高いと言われています。 台付きとは、何かしらの理由で樹木が倒れ、その後に切り株から若芽が数多く成長した状態のことを指します。倒木にも負けず、いきいきと樹木が再生していく様や200年の風雪に耐えてきた佇まいは、見る者に力を与えてくれます。
令和元年10月 日本橋室町三井タワー
石囲いのベンチに腰かけて、欅の小枝のこすれる音、涼風を受けて、活力をもらいました。
都会の中の樹木が、SDG'sに不可欠なことを感じた爽やかなひと時でした。
お買い物、お食事の前後に、お立ち寄りください。