シドニーからのコーヒー新風「Single O Hamacho Café」
どうも、苔(こけ)です。
日本橋浜町の清洲橋通りを散策していたところ、Single O(シングル・オー)Hamacho Caféという、少々変わったカフェを見つけたので覗いてみました。
Single O(シングルオー)は、まだスペシャルティコーヒーがメジャーではなかった2003年にオーストラリアのシドニーでスタートした焙煎所兼カフェ。自然環境に配慮した取り組みなどで話題となり、現在ではオーストラリアのコーヒー文化を牽引するロースターとして知られるまさに伝説級のお店です。
シドニー本店で働いていた日本人が東京進出を提案し、2014年に東京・両国へ焙煎所が、そして2021年10月にここ浜町にカフェがオープンしました。
セルフサービスでコーヒーを堪能
このカフェの特徴の一つが、シドニー本店でも導入されているという「Freepour Coffee On Tap Bar」というシステム。店内備え付けのタップ(蛇口)からセルフサービスでコーヒーをサーブするというもので、より手軽にコーヒーを楽しめる仕組みです。この日はホット1種類、コールド4種類の中から選べるようになっていました。
支払いを済ませてカップを受け取り、お好みのコーヒーの下にカップを押し込むと、蛇口からコーヒーが!ちょうど一杯分で自動的にストップするので、初心者の私でも問題なくコーヒーを注ぐことができました。
今のところ日本ではココだけの、貴重な体験です。
「YEEHAH!」と「ジャッフル」で気分は南半球へ
今回はホットコーヒーの「YEEHAH!」を選択してみました。カフェで使われるコーヒー豆は「アラビカ種」であることが多いですが、「YEEHAH!」は「アラビカ種」だけでなく、カフェで提供される機会の少ない「ロブスタ種」をブレンドしているのが特徴です。
まろやかな口当たりながら、パンチのあるコクと苦味が訪れ、まさに「YEEHAH!」と叫びたくなる一杯でした。
コーヒーのお供に「ジャッフル」というオーストラリア発祥のホットサンドを頼んでみました。具は日によって異なるようですが、この日はプロシュートとチーズが挟まった比較的シンプルな組み合わせでした。
外側はカリッと、中はフワッと、のコントラストのある食感と、プロシュートとチーズの塩味のバランスが最高で、何度も食べたくなる一品でした。
洗練されたインテリアもお見逃しなく
店内天井にはシドニーで閉店した店舗から譲り受けたというアーティスティックなインテリア作品が飾られています。その他にも店内に飾られているウォールアートやテーブル・椅子、商品パッケージや食器に至るまで、素材やデザインにこだわったもので溢れています。
皆さんも日常の中のアクセントの一つとして、ちょっとした刺激をもらいに訪れてみてはいかがでしょうか?
店舗情報
Single O Hamacho Café
https://singleo.jp/hamacho/
中央区日本橋浜町3丁目16-7 スプラウト日本橋浜町1F
03-4361-0479
※記事掲載にあたり許可をいただきました。ご協力ありがとうございます。