寒露 江戸の風物詩
心地良い秋晴れの中、3年ぶりの「日本橋恵比寿講べったら市」に行ってきました。
神無月には、縁結びを話し合うために日本中の神様が出雲大社に集まると言われています。島根県では、「神有月・神在月」と呼ばれますね。この間、他の地域での留守を預かっているえびす様に感謝し、五穀豊穣、商売繁盛を祈願するのが「えびす講」です。
このえびす講に使う蔬菜、掛鯛などが売られる「市」が立ちました。江戸時代、中でも麹をつけた浅漬けの大根、いわゆるべったら漬けが人気を呼び、べったら市の名称になったそうです。
このべったら漬け、江戸時代最後の将軍・十五代徳川慶喜公も好まれた漬物と言われます。
奉納ちょうちんが賑々しく飾り付けられると、独特の雰囲気がありますね。伝統文化を満喫しました。
◆日本橋恵比寿講べったら市
日本橋の寶田恵比寿神社と椙森神社の周辺
【開催期間】2022年10月19日(水)~10月20日(木)