蒼国来引退・荒汐襲名披露大相撲(荒汐部屋)
2022年10月2日、蒼国来関引退相撲の見学に国技館に行ってきました。
国技館入り口前では特別なファンの方々と写真撮影していました。
当日は、ふれ太鼓、十両土俵入に続き「時津風一門幕下三段目トーナメント」が行われました。荒汐部屋からは、大波3兄弟長兄幕下・若隆元さん、丹治兄弟の兄の三段目・大賀さん(19歳ー丹治改め大賀)、弟の三段目・丹治さん(16歳)が出場しました。
3力士とも順調に勝ち上がり、準決勝では丹治兄弟の対戦となり兄の大賀さんが勝利し、決勝戦は若隆元さんと大賀さんの対戦となりました。
上の写真は決勝戦、左若隆元さんと右大賀さんの仕切りです。
勝負は番付通り、若隆元さんの勝利で優勝となりました。
次のプログラムは”髪結い”の実践です。
モデルは若元春関です。
この後立派な”大銀杏”が完成しました。
その後、十両取組では荒篤山関が勝利し、次は”相撲甚句”です。
歌い手は勇輝さん、合いの手は大波3兄弟です。
そして大波3兄弟の化粧まわし勢揃いです。なかなか珍しい写真だと思います。
いよいよ断髪式。蒼国来関が赤い絨毯の敷かれた土俵に上がります。未だ大銀杏が頭に乗っています。
元横綱白鳳関も断髪式に参加してくれました。総勢240名の方々が断髪式に参加されました。
その後、横綱照ノ富士関の土俵入りです。
そして本日の番外取組 若隆景関 対 若元春関の一番が行われました。
熱戦の結果、勝負は若隆景関に軍配が上がりました。
その後、幕内取組が行われ最後に整髪した荒汐親方が登場です。
スーツ姿のよく似合う紳士の登場です。
荒汐親方は中国内モンゴルから来日した頃は、日本の食べ物が合わずにご飯にヨーグルトをかけて食されていた様です。又、元レスリングの選手だったので、肩からは当たれるけれど頭で当たれずに大変苦労されたと先代親方の鈴木さんが話されていました。
これらの苦労を乗り越えて、親方は2003年から2020年迄18年間土俵を勤められ、荒汐部屋最初の関取として最高番付は幕の内2枚目迄上がっておられます。
これまでの経験を生かして荒汐部屋の為に力を尽くすとの親方からのお話もありました。
益々の荒汐部屋の発展を期待し応援していきたいと思います。
どすこい!荒汐部屋