2019 端午の節句祭
5月5日は端午の節句。この日の都内の最高気温は25.2℃と夏日となりやや汗ばむ程でしたが、風薫る爽やかな季節到来です。
季節の変わり目である五節句のひとつ端午の節句には、古くは菖蒲を軒先に挿したり、菖蒲湯に入るなど、邪気払いの行事を行なっていましたが、武家政権が誕生すると、武を尊ぶ 「尚武」 にかけて男児の祝い日とされ、戦後、子供の健やかな成長を願う「こどもの日」として祝日に制定されました。五月人形の飾りや鯉のぼりの打ち立てなどの風習は、江戸時代、民間に広まったと伝わります。
築地・波除神社では、境内に武者絵幟·鯉のぼりが掲出され、古の宮中の風習に倣い、摂社弁財天社脇に薬玉(左上画像:香料を詰めた錦の袋にヨモギ·ショウブなどを結び付け5色の紐を長く垂らした飾り物)、鳥居に五色幕が飾られています。5月1~5日限定で「こども勝守」が授与され、「手作り鯉のぼりセット」が進呈されます。5日10:00前から神事「端午の節句祭」が斎行され、境内では鯉のぼりの絵付け体験が出来、端午の節句限定の御朱印も頒布されます。