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最初に訪れたうさぎ関連スポットは、毎年恒例「築地えとビル」！
個性豊かなテラコッタ製の十二支レリーフが壁に施されており、年末に翌年のレリーフを見に行くのが楽しみになっています。
うさぎはというと、トップの写真にある通り躍動感のある姿が印象的。
右上には満月と思しき月も確認できます。

この建物のそばには、可愛いサイズのカリヨンが設置されています。
そこには干支の方位盤もあり、卯がちょうど東の方向にあたることを再確認。
時刻だったら卯は午前6時に相当するということで、少しばかり江戸時代を生きたような気分に浸りました。

続いても毎年恒例の築地・波除稲荷神社。
こちらの神社では「干支めぐり守り」と呼ばれるお守りの授受をしており、境内には十二支燈籠があります。
築地えとビルのうさぎと比べると、こちらの燈籠に刻まれたうさぎは大人しそうですね。

そして、写真をご覧になってお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが。燈籠の後ろにある活魚塚にうさぎの置物が供えられています。卯年だからかもしれませんね。
卯年生まれの方、築地を訪れた際に参拝してみてはいかがでしょうか？

最後は、うさぎと一見関係がなさそうな初音森児童公園。
調べるまで知らなかったのですが、中央区のウェブサイトによると「かつてこの場所には森があり、ウグイスやうさぎなどの生き物が生息していました」とのこと！
初音森児童公園は中央区の中でも最北端と言える場所に位置しており、神田川を渡ったら千代田区になります。
2022年8月にリニューアルされた公園と知って、うさぎに関するものを探すべく早速足を運びました。

すると、ウグイスやうさぎがデザインされた遊具を発見！
どうやら「地元の情報を元に遊具選びや配置の工夫」をしたそうです。
再開発が行われても、こうして過去・現在・未来はつながっていくのですね。
思いがけず中央区の粋な一面を垣間見た瞬間でした。

このうさぎの遊具は遊びやすいようデフォルメされており、リアルなうさぎというより、雪うさぎやうさぎ饅頭を彷彿させる可愛さがありますね。

十二支関連のものがそろう場所を除き、中央区内でうさぎ関連スポットを探すのは容易ではありませんでしたが、かつて中央区にうさぎが生息していたことは興味深い発見となりました。

また、2022年の中央区推奨土産品の食部門で3位に輝いたのは、うさぎのマークでも知られる日本橋うさぎや中央通り店のどらやきです。
新年のご挨拶用にもぴったりですので、日本橋にお越しの際にお店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。