「元祖鴨せいろ」のお蕎麦屋さん
中央区観光協会で特派員資格の更新をした後、協会の入るビルの前の南北に走る木挽町仲通りを南に向かって行くと、すぐ左の蕎麦屋さんで「元祖鴨せいろ」の文字が目に留まり取材させていただきました。
お蕎麦屋さんは「銀座長寿庵」さん
創業は昭和10年、都内各地にある長寿庵の一員で、4つある系統の「十日会系統」だそうです。ところで「元祖鴨せいろ」ですが、混雑時に伺うのも如何と思い、同店のHP(ホームページ)から紹介することで了承を得ました。それによりますと、
昭和38年の春、先代が(略)食堂にて「ざるそば」を食べていたとき、誤って「そば汁」をこぼしました。そばも残り少なく、ちょうど2歳の長女が食べた「鴨南うどん」の汁が残っていたので、その汁をそばに入れ食べました。(略)以外にも美味しかったのです。その後、工夫を重ねて「鴨せいろ」専用の汁を考案しました。(略)また、国産100%の合鴨のロース肉ともも肉を使用し、専用汁を絶妙なバランスで仕上げております。(略)鴨肉は不飽和脂肪酸が多く、血中コレストロールを低下させる働きがあります。さらにビタミンA・B2・鉄分などを多く含んでおり、女性の美肌の健康維持と貧血の予防に適しています。
蕎麦粉にもこだわり
卓上のメニューに添えられた説明書によりますと、北海道旭川市江丹別町の自家農地で栽培し、蕎麦の若葉より特殊製法したハイルチン(ルチンの400倍)を蕎麦粉に加え、やや緑色の蕎麦に仕上げたのが特徴といいます。お蕎麦の写真は少し頂いてから撮ったため、左の角っこの蕎麦が少し少なめに見えるのはそのせいです。価格は税込みで1,200円。蕎麦湯も美味しく頂きました。専用の汁も販売しています。
近くには「銀座二世柳」
銀座長寿庵に着く前、京橋公園の角で「銀座二世柳」を見つけました。ご存知の方も多いのでしょうが。
≪住 所≫ 東京都中央区銀座1-21-15
≪電話番号≫03-3561-2647
≪営業時間≫11:00~15:00、 17:30~21:30 (月曜日~金曜日)、
11:00~14:00 (土曜日)
≪定 休 日≫日曜日、祝日
≪アクセス≫東京メトロ
銀座一丁目駅(Y19) 10番出口 徒歩5分
東銀座駅(A11/H10) A7番出口 徒歩5分
銀座駅(M16/H09/G09) A12・A13番出口 徒歩7分
新富町(Y20) 2番出口 徒歩5分