明治の銀座にLet‘s go!
江戸東京博物館のご招待で、明治時代の銀座に行ってきました。もちろん、VRの話です。
4月26日に、ゲームエンジンを本格利用した体験型アプリ「ハイパー江戸博」の第2弾として、「ハイパー江戸博 明治銀座編」が江戸東京博物館からリリースされました。
第2弾「明治銀座編」では、文明開化にきらめく明治時代の東京銀座を、江戸東京博物館にある銀座煉瓦街の模型や当時の資料をもとに、3D空間で再現しました。ユーザーはアプリに隠された100点の収蔵品を探しながら、西洋化がすすむ明治時代の銀座を時間旅行します。電気やガス、人力車や電車といった近代社会のはじまりから、華やかな生活文化であるファッションや食、夏目漱石などの文豪も登場。現在の東京を形成した制度や文化を、アプリを通して、子供から大人まで楽しみながら学ぶことができます。
「ハイパー江戸博 明治銀座編」の特徴
「ハイパー江戸博」は、江戸東京博物館の常設展示の模型や歴史資料をもとに再現された3DCG空間を、ユーザーがキャラクターを操作しながら散策するアプリケーションです。
第1弾と同様に、登場するキャラクターとの会話をヒントに、アプリに隠された収蔵品を探すことにくわえ、第2弾では4つのステージで時間と場所を移動する「時間旅行」を楽しめます。さらに、収蔵品の3Dデータを使ったAR機能が新たに加わりました
みつけよう江戸博の収蔵品100点
本アプリでは、第1弾と同様に、江戸東京博物館の約35万点の収蔵品から選ばれた100点が隠れています。ユーザーは収蔵品とその解説を集めながら、こんどは文明開化を迎えた銀座の街を散策します
明治の街並みと生活を一人称視点で伝える3DCG
本アプリには、一人称視点による画面ビュアー機能が備わっており、当時の街並みを、まるでそこにいるかのように見回すことができます。また、市井の人々や歴史的な人物たちがしゃべりかけてきて、収蔵品を集めるヒントや散策のポイントも教えてくれます。これらの機能により、ユーザーは、銀座の火事や新橋駅開業などの歴史的な出来事に立ち会いながら、インタラクティブにアプリを楽しむことができます。
4つのステージで異なるキャラクターが登場
第2弾では、新しいゲーム性として「時間旅行」が盛り込まれました。明治時代を4つの年代で区切り、ステージを編成。それぞれに異なるキャラクターが登場します。さらに、60個の収蔵品をあつめると、4つのステージを自由に移動できるようになり、時間と場所を超えた物語を「時間旅行」することができます。
収蔵品の3Dデータを活用したAR機能を搭載。 明治時代と現実世界が融合
第2弾では、登場する100点の収蔵品のうち、6点に3DデータによるAR機能を搭載。自転車やアイスクリーム製造機などの当時の乗り物や道具を、現実世界と合成し、写真を撮影してSNSに投稿したりと、あたらしい楽しみ方を提供します。
もちろん、英語もあります。
2022年4月より長期休館中の江戸東京博物館では、本アプリを通じて、継続的に江戸東京の暮らしや文化、歴史を学べるコンテンツを提供しています。博物館が有する豊富な知識と資料に、ゲーム会社が得意とする参加性が融合したコンテンツが話題となり、第1弾「江戸両国編」は累計約5万ダウンロードを達成しています。
国内のみならず、アメリカや台湾、イギリス等海外でもダウンロードされており、アドベンチャーゲームのような楽しみ方と収蔵品の学習機能をあわせもつ特徴で人気を集めています。言語は日本語と英語を選択できます。
第二弾の3DCGは、本当に迫力が違います。是非、ダウンロードして、明治の銀座を堪能してください。
「ハイパー江戸博 明治銀座編」特設サイト
https://hyper.edohaku.jp/ginza/