築地本願寺とカトリック築地教会聖堂
どちらもパイプオルガンがあります
~ 築地本願寺・カトリック築地教会聖堂 ~
リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary sea です。
築地本願寺とカトリック築地教会聖堂、どちらも築地・明石町周辺の歴史ある建造物です。
タイトルに書きましたが、パイプオルガン、築地本願寺にも、カトリック築地教会聖堂にも設置されています。
それぞれのパイプオルガンを、今回はご紹介させていただきます。
それでは築地本願寺さんから・・・
築地本願寺
元和(げんな)3年(1617年)に創建された京都西本願寺(浄土真宗本願寺派本願寺)の直轄寺院。
ー アートな魅力が詰まった「日本のお寺らしくない」お寺 ー
当初の坊舎は浅草橋近くの横山町付近にあったが、明暦の大火で消失し、延宝(えんぽう)7年(1679年)に築地の地に御坊が落成した。
現在の築地場外市場の辺りまであった広大な敷地は、関東大震災後の区画整理により半減した。
また本堂も関東大震災にともなう火災で焼失したが、伊東忠太(いとうちゅうた)の設計により、古代インド様式を模した石造建造物として昭和9年(1934年)に再建された。
本堂内陣は伝統的な真宗寺院の作りとなり、荘厳な雰囲気をたたえている。
パイプオルガンや様々な動物の彫刻など見どころが多い。
本尊は阿弥陀如来立像(あみだにょらいりゅうぞう)。
平成26年(2014年)には本堂、門柱(正門・北門・南門)、石塀が国の重要文化財に指定された。
~ 歩いてわかる 中央区ものしり百科 より ~
パイプオルガンのオルガン部分です。
(オルガン・パイプ全体は冒頭画像をご覧ください。中央上部がパイプ、その右下がオルガンです。)
鍵盤部には通常、鍵がかけられています。
パイプオルガンのパイプ部分です。
本堂内、後方に設置されています。
次はカトリック築地教会聖堂さんです・・・
カトリック築地教会聖堂
ー 聖堂内にフランス製の銅製洋鐘(どうせいようしょう)がある ー
明治7年(1874年)に築地外国人居留地内に建設されたキリスト教会。
聖堂は明治11年に創建されたが、関東大震災で消失し、昭和2年(1927年)、パリにある聖マグダレナ天主堂を参考に、ギリシャ神殿パルテノン様式で建てられた。
聖堂内部は中央部分の天井が周囲の回廊よりも高く設定された教会堂形式で、堂内には明治9年(1876年)にフランスで鋳造された銅製洋鐘(通称:江戸のジャンヌ・ルイーズ)があり、聖堂建物とともに区民有形文化財に登録されている。
東京都選定歴史的建造物。
~ 歩いてわかる 中央区ものしり百科 より ~
聖堂内部です。
天井にパイプオルガンのパイプ部分が配置されている、とのこと。
パイプオルガンのオルガン部分です。
実際に演奏していただきました。
銅製洋鐘です。
敷地の門を入り、すぐ右手にあります。
説明文によりますと、昭和初期の戦時体制下、鐘が金属として接収されそうになったようです。
そうならずに済んだこと、大変うれしい限りです。
ウオーキングツアーのご案内
中央区観光協会主催の、見どころ満載のウオーキングツアーがございます。
お客様専属の観光おもてなしスタッフによりますプライベートツアーです。
開催日・コースによっては、ロズマリもガイドとして控えています。
なお、今回ご紹介させていただきました「築地本願寺」「カトリック築地教会聖堂」はともに、全5コース中の「築地・明石町まち歩きツアー」の行程となっております。
※ 予告なく見学できない場合もございます。
詳細はこちらをご覧ください。
築地本願寺・カトリック築地教会聖堂
築地本願寺
築地3-15-1
カトリック築地教会聖堂
明石町5ー26
どちらも東京メトロ日比谷線 築地駅より行けます。
※ 本掲載につきまして築地本願寺様、カトリック築地教会聖堂様、それぞれのご承諾を得ております。