湊っ子ちゃん

連載小説「kimagure湊だより」第8話まぼろしの華火をおいかけて

 第8話まぼろしの華火をおいかけて

 

 私は机にほおづえをついて、ぼうっとしている。ときどき、ため息なんかを、ついたりしながら。

 黄色い小鳥ちゃんはさっきから、小皿のふちにとまって、ミルクをつついている。

 私が、ひときわ高らかにため息をついたときだった。

「どうしたの?」

 小鳥ちゃんは、やっとこちらを振り向いた。

 私は、ちらっと黄色い小鳥ちゃんを見てから、

「なんか、やる気がおきなくってさぁ…」

 と言って、また大げさにため息をつく。

 黄色い小鳥ちゃんは、じぃっと私を見た。そして、

「かんぜんに、中央区ファンのおちいりやすい病気にかかったようね」

 と、言う。

「え?」

 私は顔をあげ、きょとんとする。

 小鳥ちゃんはふふふっと笑って、

「中央区ファンは夏が終わると、あなたみたいになるのよ」

「私みたいって?」

「ぬ・け・が・ら」

 と、黄色い小鳥ちゃんは、一音一音を丁寧に発音した。それは、お説教のようでもあり、面白がっているようでもあった。

 …思い当たらないふしもない。

「たしかに…みんなよく言うよね、佃のお祭りが終わると、夏は終わるって」

 小鳥ちゃんは、ふんふんと満足気にうなずく。 

 私は、『歩いてわかる中央区ものしり百科』を開き、ほら、と黄色い小鳥ちゃんに見せる。

「8月はこぉ~んなに行事があったのに、9月はなんにもない」

 黄色い小鳥ちゃんは、肩をすくめて笑う。

 私はまるで、遠い日を思い描くようなまなざしで、

「今年の夏はすごかったね!いっぱいお祭りがあった!」

 と、言う。ほんとうは、まだほんのすこし、前のことなのだけれど。

「そうねぇ…鐵砲洲稲荷のお祭りからはじまって、つきじ獅子祭、富岡八幡宮…」

「盆踊りもたくさんあった!大江戸まつり盆おどり大会もあったもんね」

「そしてなんといっても、佃の本祭りね!」

 黄色い小鳥ちゃんは、羽根をばたばたとさせる。

 私は、うん、うん、と大きくうなずく。

「お祭りってさ、その日だけがおもしろいんじゃないんだよね、準備してるときとか、すこしずつまちがそわそわしはじめてる、そう気づく瞬間があって、そういうのをみつけたとき、一番うれしい気持ちになる!」

「ある日とつぜん、道や公園に御仮屋ができているのをみつけたときとか」

「佃の路地に、大幟の柱が干されているのをみつけたときとか」

「南高橋に、お祀りのお飾りがされているのをみつけたときとか」

 黄色い小鳥ちゃんも、まんざらでもないようだ。

 私はさらにいきおいづいて、

「佃に大幟が立つ景色は、ほんとうにすごかった!お祭りの4日間、対岸の湊まで、ずっとお囃子の音がきこえていたよ。船渡御もすごかったね!千貫神輿がまちかど展示館から出てきた姿も、はじめて見た!感動!

 一番すごかったのは、獅子頭が佃のいたるところに飾られたことだよ。龍虎はもちろん、黒駒もいたし、名前はわからないけれど、こんなに獅子頭がいたんだ!ってびっくりするくらい!みんな、大きさも顔つきも違うし、個性があって、年季の入り方もさまざまで、見ているだけで楽しかった!」

 そう言ったあとで、私はじぶんがまだ、夏気分でいることに気づく。

「でも、佃ってほんとうに不思議なまちだね。徳川家康とのご縁で、大阪から江戸にくだった森孫右衛門と漁師たちが、鉄砲洲の干潟を拝領して築いた島なんだよ。白魚献上の御用をつとめた、由緒正しい漁師まちなんだけどさ、不思議な伝説も多く残っているよね」

「そうね、佃島最古の獅子頭、龍虎の伝説」

「大正12年の関東大震災で、火の手が迫ったとき、龍は水を吐いて、虎は砂を吐いて佃島を守ったそうだよ。それと、もうひとつは、シロサギの伝説」

「地震の来るちょっと前だったかしら。シロサギが佃島上空をぐるっと円を描くように飛び交ったそうよ。あれぇ…と思ってみていると、その矢先、ぐらぐらぐらっと来たっていうわ」

「シロサギが佃島を守ったんだね」

「住吉神社の紋にもなっている」

 たしかに、関東大震災による火の手のゆくえを示したマップを見ると、佃島の部分だけ、すっぽりと火の手が避けるように無色で示されている。

「でも、それだけじゃないのよ」

 と、黄色い小鳥ちゃんは言う。

「地域の団結力がすばらしいの。みんなして、屋根の上にあがって、バケツリレーで水をかけたそうよ。月島方面から来た火を必死でくいとめたっていうわ。そのとき、獅子頭も屋根のうえに担いであがって、空たかく掲げたそうよ」

「獅子頭を…!」

 私は感心したように、はっとする。

 えぇ、と黄色い小鳥ちゃんはうなずく。

「祈りをこめたんだわ」

 

 

 黄色い小鳥ちゃんは、ふと思いだしたように言った。

「伝説といえば、さいきん都市伝説みたいなことがささやかれているの、知ってる?」

「都市伝説?」

 私は目をまるくする。

「8月のおわり、中央区上空に、花火があがったのを見た、っていう噂があとをたたないの」

 と、黄色い小鳥ちゃんは言った。

「花火?あ、もしかして、晴海の花火じゃない?東京湾大華火祭!」

 私は得意気にこたえる。

「いま、その花火はやっていないのよ」

 と、黄色い小鳥ちゃんは残念そうにする。

 東京湾大華火祭は、昭和63年にはじまり、中央区を代表する夏の風物詩として、たくさんの人に喜ばれていた。2020大会の選手村建設にともない、会場の確保が難しくなったため、平成27年を最後に休止している。再開を待ち望む声は、今もたくさんあるようだ。

「じゃぁ、なんの花火だったんだろう?」

「そこが不思議なのよ。そもそも、本当に花火があがったのかどうかも、わからないし」

「見間違えとか、気のせいっていうことない?ほら、交通量のおおいところだと、車の音が響くこともあるし、それを花火の音と勘違いしたとか」

 と、言いながらも、私は落ち着かない気持ちになる。

 なんという不思議な話だろう。

「みんな、花火を楽しみにしていたもんね…」

「会場には行けなくても、遠くから、いま花火あがっているかなぁ…って、想いを馳せていた人もいっぱいいたでしょうね」

「ここから見えるかなぁって、窓のそとを眺めたり…」

「去年は音だけ聴こえたよね、とか」

「曇り空を見て、雨で中止にならないか心配したり」

「ほんとうに、雨が降ること、多かったものね」

「…そんな想いのなか、窓のそとにほんとうに、花火のかけらをみつけたり、ちがう音をききまちがえて、花火だと思いこんだのかもしれないね」

 ふんふん、と、黄色い小鳥ちゃんは耳をかたむけた。

「たしかに時期的に、いろんなところで花火はあがっているわ。花火の音がきこえて、どこだろうって思って、窓を開けることはよくあるわよね。でも、たいがい見えないし、音って反射するから、どの方角からきこえてくるのか、特定できないことのほうが多い。そのうち、ひっそりと音がしなくなって、あきらめて窓を閉める、っていうことがあるわ」

「それでも気になって、インターネットで調べたりするんだけど、どうもうまく引っかからない、あれはなんだったんだろう…っていうこと、よくあるよね」

 それが、今回の都市伝説の解き口にはならないだろうか。

 それはそうとして…。

 私と黄色い小鳥ちゃんは、いつのまにか黙り込み、それぞれの心のなかの、いつかの花火に想いを馳せていた。

 花火のことを思うとき、あがった場所も見たときも、花火の模様もちがうのに、誰もが似たような想いにとらわれるのはなぜだろう。そして、なぜか同じ気持ちを共有できるのは、なぜだろう。

 それが日本人だ、と言ってしまえば、ほんとうに、そのとおりなのだけれど…。

 

 

 黄色い小鳥ちゃんと、本の森ちゅうおうにでかける。

 くしくも、震災の記憶と、佃島の記録展が催されていた。 

 今年は、大正12年の関東大震災からちょうど100年目。そこで、”人助け橋”の名をもつ、新大橋の、そのたもとにある「震災避難記念碑」が、あらたに区民有形文化財になった。

 おなじく、佃島に関する資料が区民有形文化財になり、あの”お墨付き”が、展示されている。漁業紛争が起こるたびに、佃島の権利を守った幕府のお墨付きだ。

「そうだ、今日、プラネタリウムをやるんだって。観てみようか!」

「そうね、行ってみましょう!」

 1階の多目的ホールは、照明がおとされ、そこに内側から発光する、地球と月の大きなビニール製の球体がたたずんでいる。この空間にいるだけで、心が落ち着きそうだ。

 スクリーンに、中央区上空の夜空が映しだされ、職員さんが、マイクで星空案内をしてくれる。

「いま、中央区の南の空が映っています。下のほうに見える町並みは、今現在の中央区です。ひときわ高いこのビルは、聖路加ガーデンですね」

 職員さんのコメントに、私はぐっと来てしまう。

 慣れ親しんだ、馴染み深い町の風景が、こうしてスクリーンに映しだされると、なぜ人は感動してしまうのだろう。星が見えるまえから感動している私は、あきらかにタイミングが悪い。

 そして、ついに辺り一面、星の海のように輝きだす…。

「あ…」

 私はおもわず声をあげる。

 黄色い小鳥ちゃんは、私の肩のうえから、私の横顔をみあげて、首をかしげた。

「花火みたい…花火のなかにいるみたい」

 ほんとうに、それはそうだった。

 プラネタリウムの星に囲まれていると、まるでじぶんが、花火のきらめきのなかに迷い込んだような心地になったのだ。

「ほんとう…」

 黄色い小鳥ちゃんも、うっとりしたように言う。

「花火の話って、このことかなぁ?」

 と、私は思いついたように言う。

 でも、都市伝説の真相としては、弱いかも。プラネタリウムと花火を結びつけるのは、ちょっと無理がある。

 あんのじょう、黄色い小鳥ちゃんも、苦笑いのような顔をした。

 職員さんは、星座の説明をしている。

 都会の空は、星がないと言うけれど…。ほんとうはこんなにたくさん、星が輝いているんだ…。

 それでも、黄色い小鳥ちゃんの瞳には、はじめから星座が宿っているのかもしれなかった。なぜなら、鳥は星の位置と磁場からのメッセージだけをたよりに、長い長い旅に出るのだから。

 

 

 連載小説「kimagure湊だより」第8話まぼろしの華火をおいかけて

 

 

 今年は、隅田川に花火があがった。

 私と黄色い小鳥ちゃんは、4年ぶりに帰ってきた隅田川花火大会をテレビで見ようと、その場にいる気になって、やきそばやフランクフルト、お好み焼きやたこ焼き、かき氷なんかを御座のうえにところせましと並べ、テレビのまんまえに陣どって、しかも、部屋の電気を全部消し、臨場感をとことん追求したのだった。

「もともとは両国の花火も、供養と鎮魂の意味が込められていたのよ」

 と、黄色い小鳥ちゃんは言った。

「享保18年だったよね。前の年はすごい飢饉で、しかも疫病が重なって、たくさんの人が犠牲になったんだよね。8代将軍吉宗は、慰霊と悪病退散の想いをこめて、水神祭を催したんだよね」

 両国橋たもとの舟宿や料亭は、費用を出し合い、川施餓鬼を行った。そのとき、横山町の六代目鍵屋弥兵衛によって、20発の花火が打ち上げられた。その後、川開きに花火をあげることが恒例化して、現在の隅田川花火大会につながっている。

「あ!」

 とつぜん、私はあることを思いだし、楊枝にさしたたこ焼きを落としてしまった。

「どうしたの!」

 と、黄色い小鳥ちゃんも、びっくりして片足をかき氷のなかにつっこんでしまい、羽根をばたばたとさせる。

「ごめん、ごめん。小鳥ちゃん、そういえば何年かまえ、とつぜん中央区に花火があがったことなかった?」

 黄色い小鳥ちゃんも、思案顔になる。

「そういえば…そうだったわ。あれも夏のおわりだった。とつぜん、なんの前ぶれもなく花火があがったのよ。びっくりして、窓のそとを眺めたら、目を見張るような鮮やかな花火が、たえまなく打ちあがり、夜空を鮮やかに照らしていた…そうよ、エール花火よ」

「それだ!」

 私は顔を輝かせた。

「あの頃は、コロナ禍でいちばん厳しい時期だったわね」

 各地で花火大会が中止されるなか、日本中の人々に希望を与えたい、そして、煙火業者を守りたいという想いから、秋田県の、日本の花火を愛する会のみなさんが立ち上げたプロジェクトだった。

 2020年8月22日土曜日、午後8時、全国28都県66ヶ所で、いっせいに花火が打ちあげられたのだ。

「もしかして、花火を見たっていう話は、このことかなぁ?」

「どうでしょうね…3年もまえのことだけど…」

 とつぜん、テレビのなかがしんと静まり返り、花火を打ち上げる音だけがきこえてくる。

 はっとして、私と黄色い小鳥ちゃんは、テレビのなかを見守った。

 静寂と暗闇のなか、花火のあがる、ドン、ドン、という音だけが響いた。そして、花火が散るときの、メリメリメリ…という音。一瞬のきらめき、大輪の花…。

 私と黄色い小鳥ちゃんは、しばらく言葉もなく、画面のなかの花火をみつめた。

 どうしてだろう…。花火が夜空にあがると、人は黙ってただみあげる。そして、いつしか瞳をうるませるのだ。

 それは花火が、いつの時代も、人々の祈り、そのものであるからかもしれない。

 

 

 

 夕暮れの隅田川テラスを、黄色い小鳥ちゃんと一緒に歩く。

「佃のお祭りが終わったら、夏が終わるって、ほんとうかもね」

 と、私はしみじみと言った。

「だって、空の色がちがうもん。なんとなぁ~くね…」

 そう言って、私は黄色い小鳥ちゃんを肩に乗せたまま、空をみあげ、のんびりと歩く。

「あ、ひこうき雲!」

「あっ、ほんとう!」

 私たちはたちどまり、しばらくそのゆくえを見守った。

「空が高いわね」

 黄色い小鳥ちゃんが言う。

「うん…」

 と、私はこたえる。

 紫色に染まる、空の色が溶けだしたような暮れゆく川面に、佃リバーシティ21の高層マンション群の灯りがこぼれおちる。

「私、どうしてこのまちに、こんなに愛着があるのかなぁ…」

 私は、しょうしょう、しんみりと言う。

「どうしたの?きゅうに…」

 黄色い小鳥ちゃんは、おかしそうに、けれど優しい目をして振り向いた。

 私はちいさく微笑み、ううん、と首を振る。

 優しいおばあちゃんのいたかつおぶし屋さんのことや、なぜかにんじんだけがいつも特売だった八百屋さんのことや、もう音の出ない、日に焼けて変色したステレオが、天井に吊り下がったままだったコーヒー屋さんのことや、昔気質の真面目な店主のいた、名もない鰻屋さんのことや、何十年も前の刺繍糸が、埃をかぶったまま陳列されていた手芸屋さんのことを思う。

 みんな、懐かしい思い出になってしまった。こんなにちょっとの間に…。

 そんな私の気持ちを見透かしてか、黄色い小鳥ちゃんはそっと言った。

「このまちはすこしずつ、変わりはじめているわね」

「えっ…」

 黄色い小鳥ちゃんの横顔は、穏やかだった。

「まちや時代が大きくに変わろうとしているときに、都市伝説って生まれるらしいわ」

「ほんとう?じゃあ…花火を見たっていう、あの不思議な話も…」

 小鳥ちゃんは、そっとうなずいた。

「みんなの期待や不安、揺れ動く気持ち、そして祈りが、ときにまぼろしを見せてしまうのね。言ってみれば、都市伝説が生まれるっていうことは、そのまちはこれから、どんどん大きくなる、豊かになる、発展する、ということでもあるの」

「そうかぁ…」

 私は、空をみあげる。

「ちょっとだけ、面影ばっかり、追いかけてしまっていたのかなぁ…私」

「あなたらしいわね」

 と、黄色い小鳥ちゃんは言った。

「みんな、心のどこかで、まぼろしの花火を追いかけているのかもしれないね」

「大丈夫。ちゃんと空を見上げていれば、きっとまた、花火はあがるわ。そうよ、新しい時代の、新しい花火がね」

 そう言って、黄色い小鳥ちゃんは、私と一緒に、空をみあげる。

 いつのまにか、すっかり日が暮れていた。

 佃大橋や勝鬨橋、中央大橋のメッセンジャー像がライトアップされている。

 見渡すかぎり、航空障害灯の赤い光の粒が、夜空に浮かんでいる。新川に林立するビルディングのうえに、佃や月島、勝どき、晴海の高層マンション群のうえに、そして、聖路加ガーデンのうえに。

「こうして見ていると、辺りいちめん、花火があがっているみたいね…」

 と、黄色い小鳥ちゃんはつぶやいた。

「ほんとうだ…たっくさんの花火が、交互にあがっているみたい…」

 それらは光るタイミングもばらばらで、不安定なリズムを刻みながら、それでも一瞬、同時に消えたり、光ったり、交差しあったりする。そして、永遠に光りつづけるかのようだった。

「もしかして、花火の話って、これかなぁ?」

 私は、まだねばっている。

 黄色い小鳥ちゃんは、渋い顔をした。

「無理があるわ」

 たしかに…。

「こんなとき、乱視って便利!」

 と、私はきゅうにおどけてみせる。

「ほんとうに花火みたいに、花の形になってるよ」

 目を見開いたり、細くしたりしながら、得意気に言う。

 ひとつの点が、十数個ちかく円形状に散らばってみえるのが、乱視のおそろしいところでもあり、お得なところでもある。

 黄色い小鳥ちゃんは目をぱちくりさせる。

「こんなとき、小鳥って不便。目がとても良すぎるから」

 そう言って、私たちは顔を見合わせて、すこしおかしそうに笑った。

「秋の中央区も素敵よ。さぁ、歩きましょうよ」

「そうだね」

 そんな黄色い小鳥ちゃんの瞳は、私には見えない遠い未来を、そして、このまちのもっと先を、もうすっかりお見通しのような、そんな澄んだ、どこまでも静かな色をしていた。

 

つづく

 

 

 

♪この物語は、中央区の歴史や文化にもとづいた、フィクションです。

♪佃島の伝説につきましては、本で読んだり、地域の方にお話を伺ったりして学んだことを、参考にしました。文献によって、内容や言い伝えに、多少の違いがあります。あらかじめ、ご了承ください。

♪参考文献「歩いてわかる中央区ものしり百科」中央区観光協会/「中央区の昔を語る(一)」中央区教育委員会 1989年

 

 

 連載小説「kimagure湊だより」第8話まぼろしの華火をおいかけて

中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん
第203号 令和5年9月18日