すべて手づくり
人形町・甘酒横丁の和菓子
~ 玉英堂 ~
リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary sea です。
人形町 甘酒横丁の和菓子の京菓子司 玉英堂(きょうがしつかさ ぎょくえいどう)さん、改めてご紹介します。
玉英堂 今江康人(いまえ やすと)さんに今回もお世話になりました。
玉英堂さんをご紹介させていただいたことは何度かございますが、その主なものは以下の記事です。
⇒ 『映画「祈りの幕が下りる時」ロケ地めぐり ⑦』 2017年12月28日
⇒ 『甘酒横丁の和菓子屋さん』 2020年6月16日
それではお品、ご紹介させていただきます。
なお、お値段は税込価格でご案内しております。
虎家㐂(とらやき)
(冒頭画像も虎家㐂です。)
皮の虎模様、縞模様の付き具合が絶妙です。
それは焦げ目の茶色をフルに纏っていないから。
玉子の色・黄色を残しているから。
なぜなら強く焼いていないから、優しく焼いているから。
皮の特長はそれだけではありません。
まるでシフォンケーキのような、ふわっと食感。
そしてその皮に、甘さ控えめの粒餡が包まれています。80年以上前からの製法だそうです。
風味豊かな北海道産 大納言小豆を厚めに挟む、この虎家㐂には、心踊らされます。
虎家㐂・・・
1個 330円
10個入 3,600円
15個入 5,250円
20個入 6,900円
25個入 8,550円
30個入 10,250円
玉万(ぎょくまん)
5色のおまんじゅう。別名「お宝饅頭」。
栗一粒ほどが中心に埋め込まれています。
そして切ると栗の他、つぶし餡、紅餡、うぐいす餡が層となって現れます。
カラフル、そして甘さ控えめの味わい深い和菓子。
5色のうち紅白の2色で対にすると、御祝い事にぴったりのお品となります。
玉万・・・
2個入 1,700円
3個入 2,450円
5個入 4,000円
6個入 4,750円
8個入 6,300円
10個入 7,800円
わらび餅
売り切れ必至の人気商品です。1箱800円です。
取材日も、取材時刻の午後には売り切れとなっていました。
お買い求めの際はお早目のご来店がよろしいかと。
やわらか食感の極致、お試しあれ。
氷石(こおりいし)
琥珀糖です。
淡く輝く天然石のような、甘さの中にも気品のあるお菓子です。
氷石・・・
小 1,400円
大 2,500円
子宝丸せんべい
瓦せんべいです。10枚入(2枚×5袋)、1,300円です。
たっぷりのハチミツを使用して焼き上げられています。
表面には、母犬と2匹の子犬が描かれています。
この絵柄とネームでおわかりの方もおられるでしょう。
お店の前の人形町通りを南方向へ少々、水天宮がありますね。
そうです、水天宮の子宝いぬ、これがモデルとなっています。
水天宮さんとのコラボ商品です。
水天宮の子宝いぬ・・・
水天宮さんの境内、拝殿に向かって左側に位置しています。
安産の象徴とされる母子犬の像を中心に、十二支、干支の文字が刻まれた12の玉が、その周りを取り囲んでいます。
その十二支の中から自分の生まれ年の玉を撫でながら祈願すると、安産や子供の無事成長が叶う、との云われがあります。
戌の日などは像の前は、拝殿と同様の列を成しています。
箱はブルーとピンク、2色から選べます。
ロズマリは以前、ピンクの箱一箱を買い求め、お祝いに添えました。
玉英堂さんにつきまして・・・
玉英堂が現在建っている、ここの辺りに明治の初めに「尾張屋」という甘酒屋さんがあったそうです。
道路は少しだけ「ずれ」があるようですが、それが『甘酒横丁』の名の由来となったそうな。
玉英堂さん、以前のご紹介でもご説明のとおり、新参者シリーズのスタッフ・出演者に愛されているお店です。
TVドラマ「新参者」(2010年4月~10月、TBS系列にて放送)で、人形町通り側のお店前での撮影が行われました。
当時は甘酒横丁などでロケが続いていましたが、ここ玉英堂さんはそこでのロケの半ば「休憩所」的に出演者に親しまれたお店です。
また、玉英堂さんの甘酒横丁側の壁際で、新参者シリーズの傑作であります映画「祈りの幕が下りる時」(2018年1月公開)のロケが行われました。
行列に並ぶ加賀恭一郎刑事(演:阿部寛さん)、いつも手前で販売終了となる、あのシーンです。
ロケは2017年7月7日のことです。
今江さんによりますとコロナ期間中にも溝端淳平さんが、また遊びに来られたそうです。
京菓子司 玉英堂
日本橋人形町2-3-2
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 人形町駅 A2出口すぐ
甘酒横丁の入り口、右角にあります。
03-3666-2625
営業時間 月~金 9:00~20:00
土 9:00~19:00
日・祝 9:30~17:00
不定休
玉英堂さんのホームページはこちら