蛎殻町の松

雨の日に濡れずに散歩する方法

気温が下がってきて、快適に散歩できる季節になりました。毎日1万歩を目標に散歩していますが、雨の日に長靴履いて傘をさして歩くのはシンドイです。そんなときに力を発揮してくれるのが、地下通路です。東京駅をグルリと取り囲むネットワークがあり、全ての地下通路の長さを合計すると、約18kmにも及びます。私が雨の日によく使うルートを紹介しましょう。
スタートは、千代田線の大手町駅です。改札を出てそのまま南下し、二重橋前駅を経て日比谷駅まで。この直線ルートは、地上は皇居のお濠沿いの道です。
日比谷駅に着いたら、90度方向を変えて晴海通りの地下を歩きます。銀座駅を経て、東銀座駅まで到達したら折り返し。
丸ノ内線銀座駅まで戻ったら右折します。有楽町イトシア、東京交通会館、有楽町線有楽町駅、東京国際フォーラム、京葉線東京駅、グラントウキョウサウスタワー、八重洲地下街、東西線大手町駅を経て、千代田線大手町駅に戻れます。この途中に、丸の内側の行幸通りやJR東京駅に立ち寄るのもありです。お店が開いている時間であれば、八重洲地下街でいろんな店を見ながら歩くのも楽しい。
ランニングマシンやフィットネスバイクで歩数を稼ぐのもいいですが、景色が変わらないのが難点。その点地下通路は次々と見えるものが変わるので、飽きることがありません。天候に左右されない地下通路での散歩、健康維持の手段の一つにいかがでしょうか。

(参考)
中央エフエム「ドボクのラジオ」2019/11/27放送「地下空間には何がある?」