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九州場所で嬉しい優勝!
輝きを放ったのは荒汐部屋の大凜山さん(序二段)

満員の観客が見守る中、序二段の優勝決定戦で勝利し優勝したのは荒汐部屋の若手力士、大凜山さんです。大凜山さんは弱冠二十歳、相撲未経験で角界に入った方です。

全勝(7勝0敗)同士の対戦となった千秋楽での優勝決定戦で、大凜山さんの対戦相手となったのは日本大学相撲部出身の城間さんでした。日本大学は数多くの幕内力士を輩出している相撲が強い大学です。
その為この優勝決定戦では厳しい戦いとなるとも思われたのですが、なんと大凜山さんが快勝! 荒汐部屋の若手が嬉しいニュースをもたらし、2023年11月の九州場所を締めくくりました。

(写真: 中央区日本橋浜町に位置した「荒汐部屋」の入口付近を外から撮影したもの)

立ち合いでは息が合わず、二度つっかけた後の勝利

大相撲を放送したテレビ局のアナウンサーによると、「大凜山は相撲経験がないまま荒汐部屋に入門。小学校でサッカー、中学校でバレーボール、高校ではラグビーをやっており、荒汐部屋に入門するまで廻しをまいたことも相撲をとったこともなかった。」とのこと。
また、「大凜山は「突っ張って前に出る、ただそれだけ。」と話していた。」とのことです。

優勝決定戦では立ち合いを二度やり直すことに。
三度目で立ち合いが成立し、突っ張った後の突き落とし、そして相手を押し出して大凜山さんが勝利しました。
解説者によると、「思い切り当たって突っ張る、それだけを意識して素晴らしい。右の突きが非常に効きました。気合い勝ちですね。」とのこと。

立ち合いが合わずに二度つっかけた後、三度目の立ち合いでも思い切り「突き」にでた大凜山さん。あの大舞台で、しかもあの緊迫した状況でよくぞ! お見事でした。この度の快挙に私は感無量です。

(上述の相撲専門用語は、テレビ放送での解説者・アナウンサーの言葉をお借りしました。)

最も過酷と言われる「ぶつかり稽古」

各力士が朝稽古で一番最後に取り組むメニューが「ぶつかり稽古」です。これは最も過酷な稽古で強い精神力が培われると伺ったことがあります。

私は相撲の朝稽古を観に行くことがあるのですが、大凜山さんが「ぶつかり稽古」を繰り返し行う姿を拝見しました。
本場所で日頃の稽古の成果が現れてよかったです。嬉しいです!

今後は強い相手と対戦する機会が更に増えてきます。そういった厳しい戦いに備え、食事や怪我にも気を付けながら強くなっていってほしいです。

荒汐部屋の力士の方々のご活躍を祈り、これからも陰ながら応援いたします。

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荒汐部屋

住所: 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-47-2

交通アクセス:都営新宿線「浜町」駅 徒歩3分

 

この記事は荒汐部屋の許諾を得て掲載をいたしております。