中央区発祥の食べ物
昨年末(12/30)のニュースですが、「あんみつ発祥の店」として知られる
甘味処「銀座若松」が 130年の歴史に幕を下ろしました。
このニュースを見てがっかりされた方も大勢いると思います。真相は定かでは
ありませんが、時期は未定だそうですが都内の別の場所で営業再開を検討
しているとの情報もありました。
発祥の食べ物
さて、中央区には他にも「発祥の食べ物」がありますので、いくつか紹介したいと
思います。
・お子様ランチ
日本橋三越が1930年に『御子様洋食』として提供したもの。
・はやしライス
丸善の創始者・早矢仕有的が友人たちに振る舞った料理。
・天ざる&天もり
室町砂場が夏でも天ぷら蕎麦を美味しく食べるために、つけ麺状にした。
・親子丼
人形町の「玉ひで」が軍鶏鍋に残った割下を卵でとじ、ご飯とともに食べるお客を見て考案した。
・甘納豆
初代榮太樓が、金時豆を蜜で煮詰めたものを考案した。
・いなり寿司
人形町の志乃多寿司の初代店主が創意工夫をこらし、売り出した。
・味附海苔
明治天皇の京都行幸のお土産として、山本海苔店二代目が海苔に味をつけることを創案。
現在では『おつまみ海苔』として販売している
・アイスクリームバー
協同乳業株式会社が1955年、日本初のアイスクリームバー「ホームランバー」を販売
1960年には「当たりが出たらもう1本」の当たりくじ付きが人気になった。
慶長9年(1604年)、日本橋が五街道の起点となってから、様々な産業や文化が
この街に誕生したことは言うまでもありません。そしてこの界隈から上記のような
美味しい食べ物が誕生したわけですね。
(画像は公式ホームページから転用させていただきました)