銀造

築地本願寺 令和6年2月の参拝カード

  この日は交差点でゆっくりしか歩けないご婦人に気が付いて、その傍について横断歩道を渡るとき、

商用車の運転手に手を上げたら、うなづいて、私たちが渡るのをゆっくり待ってくれました。

とても嬉しい気分になって、阿弥陀様に御礼を申し上げました。

 

 さて、2月の参拝カードには、「一切の有情は みなもって 世々生々の 父母兄弟なり」と

書かれています。

有情 世々生々の意味するところ

 裏面のご説明を読むと、次の通り書かれています。

仏教では、全てのいのちは生まれ変わり死に変わりを繰り返すと説きます。

いのちのつながりの中で、時には親子、時には兄弟と関係を変えながら、いまの私が存在しているのです。

もしかすると今すれ違ったあの人も、過去あるいは未来の私とご縁が・・・。

そう考えると、周りの人への接し方が大きく変わってきませんか?