「坂本冬美特別公演 泉ピン子友情出演」、観劇編 ~ 明治座 ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』をインテンシブに取材します、rosemary sea です。
明治座さんの6月公演「坂本冬美特別公演 泉ピン子友情出演」を観させていただきました。
6月1日(土)より27日(木)までの公演です。
株式会社明治座 宣伝部 林菜穂子さんに記事掲載のご了解をいただきました。
それでは最初に「この公演の楽しみ方」を少々・・・
今回の公演、第一部お芝居「恋桜(こいざくら) -いま花明かりー」は第一幕と第二幕に構成されております。
第一幕は約50分。
第二幕は約40分。
第二部は「坂本冬美オンステージ2019 艶歌(うた)の花道」です。
それぞれ幕間30分ずつの休憩を挟みます。
客席には「花道」が設置されていました。
歌舞伎でよく見る、舞台に向かって左方から続く道です。
ここを坂本冬美さん、人力車に乗って何度か登場します。
しかしロズマリの座った2階席や、その上の3階席の一部からはその登場が直接観られません。
でも大丈夫です。
2階席左方に1台、3階席にも1台、モニターが設置されています。
これで観ることができました。
美味しいものや素敵なもののお店、ぜひ覗いてみてください。
ロズマリ家族は毎回プログラムは買い求めます。
それと今回は坂本冬美さんの故郷:和歌山の「じゃばら飴」。
花粉症対策には絶大な効果をもたらす「じゃばら(邪払)」。
品切れ状態が続いたことで有名になりましたね。
来年まで賞味期間がありますので、来年の花粉の時期までとっておきます。
お待たせしました、第一部お芝居「恋桜 -いま花明かりー」についてお話しします。
このお芝居は宮川一郎さん・作、菊村禮さん・脚色、石井ふく子さん・演出です。
東京オリンピックを目前に控えた昭和38年、東京下谷(したや)の花柳界が舞台。
人気芸者、松廼家(まつのや)の梅竜(うめりゅう)が坂本冬美さん。
松廼家の女将 兼 売れない芸者・八重次(やえじ)が泉ピン子さん。
二人は仲が悪そうで、実はとても仲良し。
恋のお話がいくつかあり、様々なことが起こり、・・・。
毎年の桜の季節に・・・。
と、かいつまんで申し上げるところまでと致します。
共演者は・・・
八重次が秘かに想いを寄せる株屋の谷川を三田村邦彦さん。
梅竜の幼なじみで将来を夢見るお相手には二代目大川橋蔵さんのご子息、丹羽貞仁(にわ さだひと)さん。
それと半玉(はんぎょく:芸者の卵)雛丸(ひなまる)には坂本さんの後輩:森山愛子さん。第二部で歌を披露します。
トピックスとしましては坂本さん、お芝居の中でアカペラで2曲、歌われます。
それとそもそもこの演目、故:美空ひばりさんのために石井ふく子さんが用意されたものでした。
封印を解いて坂本冬美さんと泉ピン子さんが演じています。
第二部は題名のとおり、坂本冬美オンステージです。
森山愛子さんも、泉ピン子さんも歌います。
生演奏ですし、琵琶の演奏も太鼓も坂本さんの歌唱を盛り上げます。
ダンスも入ります。
感想まとめ - 冬美さんの艶のある声、堪能しました。もちろんお芝居も。
冬美さん、お芝居もお上手です。着物姿、しなやかです。
泣きの演技も、ちょっぴりお笑いを誘うところも秀逸です。
それから泉ピン子さん、見事なお芝居。
しぐさも、くしゃみのシーンでも、本当に違和感ない演技です。
第二部の冬美さんの歌、本当に、本当に聞き惚れます。胸に沁みます。
間のおしゃべりウィットに富んでいて素敵です。
お客様の「青森から」「北海道から」をうまく拾っていました。
歌自体も、もっともっと聞きたいと思わせる10曲でした。
余談ですが、芦田淳さんのドレス姿、綺麗でした。
宝石も煌びやか、そして早着替えもびっくりです。
・・・繰り返しますが、この公演は27日(木)までです。
まだご覧になっていない方、この機会にぜひ!
明治座
日本橋浜町2-31-1
都営新宿線 浜町駅 A2出口すぐ
都営浅草線 人形町駅 A3・A4出口を出て清洲橋通り方面へ 徒歩7分
東京メトロ 日比谷線 人形町駅 A2出口を出て甘酒横丁を清洲橋通り方面へ 徒歩7分
東京メトロ 半蔵門線 水天宮前駅 7番出口を出て清洲橋通り方面へ 徒歩10分
明治座さんの公式サイトはこちら
明治座チケットセンター
03-3666-6666
受付時間 10:00~17:00
席とりくん