蛎殻町の松

神田川の「柳橋」台東区側の案内板を見つけた

神田川が隅田川に合流する直前に架かっている柳橋は、1698年に初めて架けられ、現在の橋は1929年に震災復興で架けられたものです。重厚感のある、神田川の「第一橋梁」(合流先から見て最初の橋)であり、中央区の区民有形文化財に指定されています。この付近では、神田川が中央区と台東区の区境になっていて、台東区側の町名として柳橋一丁目と柳橋二丁目が存在しています。
たまたま台東区側を散歩していたら、柳橋の歴史について「旧町名由来案内」の立て看板で紹介されているのを発見しました。看板によれば「その当時は川口出口之橋と呼ばれていたが、橋のほとりに柳が植えられていたことから、いつしか柳橋と呼ばれた」との記述があります。新たな学びとなりました。まち歩きは楽しいです。