2019 月島草市
7月6~7日、月島の夏の風物詩「月島草市」が開催中です。かつては日本各地の街角に盆の直前に立つ「草市(別名盆市)」で、「盆提灯」「線香」「苧殻(おがら)」「焙烙(ほうろく)」「ほおずき」等、精霊棚・仏壇に供える飾り物や供え物を賄い、先祖霊を迎えたとされますが、時代と共に、生活様式、流通チャネルの変化、仏事の簡略化もあり、その殆どが役割を終え、「月島草市」は「草市」の名を留める貴重なひとつとされます。
スーパーやフラワーショップの店頭ではお盆関連商品が並べられています(左上画像)が、今日では月島西仲通り500mの通り全体に、飲食物はもとより、型抜き、射的、輪投げ、ヨーヨー釣り、金魚すくい、スーパーボールすくい、"らくがきせんべい" といった、昔ながらのお祭り縁日定番の様々な露店、屋台が立ち並び、大勢の来街者で賑わっています。
浴衣姿の女児も数多く散見され、下町ならではの風情を醸し出しています。