銀造

佐藤弥生個展 9月16日~9月21日まで ギャラリームサシ

 佐藤弥生画伯の個展が、銀座1丁目9-1の「ギャラリームサシ」にて、9月16日から 9月21日(土)の期間に開催中です。

「樹々の調べに・・・」という展覧会のお知らせの通り、キャンバスに描かれた樹々からは生命力と木魂が強く感じられ、そして絵具に使われた岩絵の具や金箔、銀箔から絢爛豪華さが伝わってきます。

  左側の写真は「樹の記憶」S10号に描かれています。

老木が醸し出す雰囲気が、成長してきた苦難の過程を表しているようです。

 右側の写真は『樹想2024』という題で、P300という表示。 栄えある第119回 太平洋展会員秀作賞に選ばれました。

 この作品は山奥の樹海の中で、時に太陽の光を浴びて輝いている様に見えます。 私の記憶に、北杜市の三分一用水の近くで見た霧が降りフィトンチッドが溢れている樹海が蘇ってきました。 思いをお伝えすると、微笑んで頂きました。

 

桜が四季を通じて見られます

桜が四季を通じて見られます 佐藤弥生個展 9月16日~9月21日まで ギャラリームサシ

 桜が花を開き、若葉がついて、秋に紅葉している変化を巧みに鮮やかな桃色、緑、少し黄色もお使いになった緑、そして紅葉が描かれています。 これだと、1枚の絵を年中楽しめて、眺めていて、とても幸せな気分になれます。

絵には「谷中老樹」と名前が付けられていました。

 北杜市の名物、枝垂れ桜も描かれていました。

山王神社の大楠

山王神社の大楠 佐藤弥生個展 9月16日~9月21日まで ギャラリームサシ

 ギャラリーに入って、記帳をしていたら、来客と懇談中にも拘わらず、席を立ってご挨拶に来て頂きました。

ご自分の作品「山王神社の大楠」の横に、いぶし銀の銀造を撮影して頂きました。

この作品は、岩絵の具を使った上に、銀箔をちりばめた作品のようでした。 

また、素敵な作品に出会えることを楽しみにしています。 有難うございました。

(※記事の内容、写真の掲載について画家のご承認を頂きました)