TODA BUILDING アートでお出迎え 最新のギャラリー
12月初旬に中央区観光情報センターから日本橋に向かって歩きました。
京橋彩区には戸田建設の新社屋 TODA BUILDING が竣工して、玄関の前には広い公園のようなスペースが出来ています。
ここに鉄でできた滑り台のような螺旋階段の様なオブジェが飾られています。
この作品は、持田敦子さんが制作の Steps というオブジェです。
素材は、スチール、スチールエキスパンドメタルとの説明が足元のパネルに書かれています。
入手したART POWER KYOBASHI というリーフレットには、持田敦子さんの作品について、次の様にご説明があります。「螺旋の可能性 ー 無限のチャンスへ TODA BUILDING の新たなシンボルとして、ビルに集う人々のモビリティ、ムーブメント、フレキシビリティを象徴すると同時に、未来を見通す上昇やサステナビリティへの志向も喚起するような、螺旋構造、回転、循環、連鎖、振り子運動、持続性などの特徴を持つ作品を制作します。」 会期は2026年3月 ※会期終了日は未定。 会場:広場、1-2Fエントランスロビー入場無料。
なお、ART POWER KYOBASHIは、 APK と略称されて、
APK PUBLIC での新進アーティストによる作品発表やAPK STUDIES における創作・交流の場づくりなど、独自のアートプログラムの実践により京橋の地から様々なアーティストが育ち、発信し、評価されるようなアーティストの成長を通したアートによるまちのエコシステムの構築を目指します。 この場所で展開される様々なアートが人々の生活の糧の一部となり、まちの文化の厚みとなってまちを更新し続けることで、京橋エリアの文化価値醸成をは図ります。
大きな広い吹き抜け
TODA BUILDING に入館して、受付の方に撮影許可を頂きました。
1階から上にかけての吹き抜けにも、持田敦子さんの作品が羽根を拡げたように、まるで大きな鷲が羽ばたいているようです。
2階には6個の鉄球が寄せては引く波のような動きをする作品が展示されています。
3階はGallery Complex
YKG Yutaka Kikutake Gallery
ギャラリーの入り口には、「ささめきあまき万象の森」Whispers in the Wholeness とテーマが。
入室すると、正に緑の森がありました。 そこには性別不明のGenderless 子供の絵が飾られていました。
(奈良美智さんの作品は、mot 東京都現代美術館でも拝見したことがあり、好きになっています))
在室されていたスタッフの方に、「奈良美智さんの描く作品ににていますね」とお話をすると、「その通りです」と嬉しいお応えを頂きました。 この作品は12月21日まで展示予定とのことでした。
頂いた御名刺には、YKG Yutaka Kikutake Gallery と書かれていて、写真の撮影と特派員ブログへの投稿もご許可頂きました。
3階のギャラリーの一室で、「アートな広場」というシールを見つけました。
京橋彩区のアートな広場 84.0 中央エフエムのラジオ番組「京橋彩区のアートな広場」。
放送は毎月第1、第3火曜日 7:00~8:00と書かれています。
1階のGallery &Bakery Tokyo 8分 、文化歴史の道で温故知新
1階には「Gallery & Bakery Tokyo 8分」というお店があります。カウンター席も、ソファでゆっくりくつろげるスペースもあります。
外を一周しましょう。京壱の御神輿、歌川広重住居跡、中橋狩野家屋敷跡の説明のほかに、「婦人薬 実母散」発祥の地」という説明のパネルを拝見して、創業秘話を読んで感動しました。