一月場所本番直前 荒汐部屋朝稽古見学
1月5日(日)1月場所本番直前の荒汐部屋の朝稽古を見学しました。
8時過ぎには寒空の下でも荒汐部屋前は人だかり。いつもながら見学者のほとんどは外国の方でした。全面ガラス張りなので本当に中がよく見えます。ガラス越しですが、力士同士がぶつかる音、力士の息が上がるのも伝わってきます。
1年半ぶりに兄弟同時三役昇進した若元春関、若隆景関の姿、出稽古で二子山部屋の狼雅関も見えました。
開始から1時間後、大きな車が荒汐部屋の前に停車。降りてきたのは・・・なんと、大関豊昇龍関。鶴竜の名が入った泥着を羽織って付き人と登場。目の前の豊昇龍関、やはり大きい。迫力があり、オーラ半端じゃない。
「ホウショウリュウ」と隣の外国人の方。伺ってみると、数年前から日本に住んでいて相撲が大好きとのこと。外国の方は、訪日観光客だけではなかった。
その豊昇龍関はというと、鉄砲柱と呼ばれる柱に向けて、突っ張りを繰り返していました。バンバンとその音も凄い。その後は、主に若元春関、若隆景関と申し合い。気合が入っていて、外は寒いのに、見ているこちらも熱くなりそう。本場所六日目に観戦しますが、本当に楽しみです。
稽古を終えた力士の方の掛け声「Practice finish(ed)」、「Picture time」。お決まりの写真撮影タイム。
豊昇龍関の出待ちをしていると、色紙を持った男女お二人が、荒汐部屋ガラス扉を開けての中へ。
荒汐部屋の斜向かいの相撲ショップ「力山商店YORIKIRI」の店長、先代荒汐部親方の長男、元三段目の鈴木力さんと姉の真理子さんでした。
お店に寄ってみると今まであの激しい稽古していた大波兄弟の長男若隆元さんもいらしていて気さくに対応してくれました。これだから益々、荒汐部屋のファンになります。
真理子さんが、豊昇龍関のサインが書かれた色紙を持ってお店に戻ってきて店内に飾りながら「豊昇龍関はめったに来ないから」と。一月場所六日目に観戦することを伝えると
「最近は、なかなかチケットは取れない、特に一月場所は。よく取れましたね」相撲関係者でもチケット取るのが難しいことを知りました。
日本相撲協会のファンクラブに入っていても、一次抽選、二次抽選・・・。何とかチケットを確保。今後はどうなることやら。改めて最近の相撲人気を実感しました。
オリジナル商品の企画・デザインや、商品のセレクトを担当するのは、真理子さん。本場所の会場前に力士の四股名や部屋名が鮮やかに染め上げられている幟旗が立ち並びますが、縁起物とあって使いまわすことなく場所ごとに新調。その幟を再利用したグッズも店内に並んでいます。店内の写真撮影もOKということで、写真を撮らせていただいています。
〈荒汐部屋朝稽古見学案内〉荒汐部屋ホームページより一部抜粋
荒汐部屋朝稽古:見学可能時間『AM7:30~AM9:30』
突然の休みになることがあるので荒汐部屋に来る前にカレンダーで稽古があるか確認ください。
*部屋の中での見学はできません。外から全面窓越しにご覧ください。
このカレンダーが最新の稽古予定となります。どうか稽古予定についてのお問い合わせはご遠慮くださいませ。留守電内容への折り返しのお返事はいたしかねますことご了承ください。