『真夏のらくらく舟旅通勤』に乗船してきました!
先日、テレビで『真夏のらくらく舟旅通勤』として7月24日~8月2日まで期間限定にて日本橋⇔朝潮運河間を試験運行していることを知った。来年の東京オリンピック開催中の交通混雑の対策として東京都が考案したそうです。中央区観光協会特派員の一員としては乗船しないわけにはいかない、それに料金は無料とのことでさっそくネットにて予約を入れ試乗してきました。
7月29日8:15 朝潮運河発の船舶に乗船しました。昨日までの雨も上がり東京は晴れていました。ところで乗船する船舶ですが40人乗りの中型船舶ですが、屋根があったりなかったり、シート配置も進行方向きであったり、船の縁をぐるりと囲む外側席とその中央に内側席があるものがあったりというようにいろいろの型がありました。因みに私が乗船した船は屋根なしの進行方向向きのシートになってました。発進までの数分ですが、屋根がなかったので、日光が直接頭にあたりとても暑く感じました。
8:00 定刻通り朝潮運河を発進です。最初に見えてくるのが黎明橋です。
右手側にはトリトンスクエアが見えてきました。
朝潮大橋を通過します。左手には日本橋発の下り船とすれ違いました。お互いに手を振ったり振られたり、とてもよいものです。朝潮大橋隣の佃水門を出ると大きな幅の晴海運河に出て視界が開けてきます。しかし船の揺れは、ほとんどなく快適そのものでした。
前方に相生橋が見えてきました。
次に、右手に白い兜のような物体が目に入ってきます。そうです、中央大橋です。中央大橋は白に塗装されているので遠くからも目立っていました。
こんなに近くから「メッセンジャーの像」を観るなんて船上から以外ありません。しかしやたら左側を通過するなーと思っていると、なんと私の乗った船舶は中央大橋の下を通過してしまいました。そうです今日は、亀島川コースだったようです。隅田川を横断する形で少し下り、船は亀島川水門を目指すのでした。
亀島川水門を通過すると、目に前には南高橋が見えてきます。
確かに美しいトラス橋となっているのが船上からみるとよくわかります。
亀島川に入り、再び川幅は狭くなりました。亀島川周辺では川の水にも多少の汚れが見受けられるが、特に匂いなどがあるわけでなく、逆にヨシが植えられており緑も多く、快適でした。
そして霊岸橋が見えてきました。霊岸橋を通過するといよいよ日本橋川と合流です。
そして、茅場橋を通過すると、前方に鎧橋が見えてきました。左側に写っているのが東京証券取引所です。
そして、江戸橋を通過し、前方には日本橋が見えてきました。時間にすると約30分といったところです。
そして、双十郎河岸に接岸された船舶ともお別れです。私の個人的な見解ではあるが、この『真夏のらくらく舟旅通勤』かなり、快適でよかったと感じた。時間的には最低でも30分かかってしまうので地下鉄には負けてしまうが、各駅停車のようなこともないし、ストレスを感じることもないし、船上で海風に吹かれて出勤するのも悪くないと思います。あとは悪天候の際の影響をどこまで抑えれれるかにかかっているのでは、ないだろうか?できれば近い将来定期航路となって水彩都市中央区の復活を目指したいものです。
日本橋もすっかり来年の東京オリンピック一色と
なってました。因みに私は日本橋滞在時間20分で
日本橋9:00発の第14便で朝潮運河へ帰るのでした。