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隅田川を遡って遡って遡って

中央区のシンボル的河川である隅田川。この川の水が、どこから流れてきているのか?ちょっと勉強して現場にも行ってきましたので、ご存じの方も、ご存じでない方も、ちょっとだけお付き合いくださいませ。
隅田川は、河川法第4条第1項に定める「一級水系」である荒川水系に含まれます。徳川家康が江戸城に入る前、荒川は、東京湾に注ぐ利根川の一支川でした。その最下流の流路が現在の隅田川です。徳川の世になって、「利根川東遷」「荒川西遷」の事業が行われ、今に至る関東の河川の骨格が構築されます。そして明治43(1910)年に東日本を襲った大洪水を契機として、現在の荒川の下流となる放水路が開削され、隅田川は岩淵水門で荒川の洪水から守られる治水システムとなりました。
現在の荒川は、流域面積2,940平方キロメートル、幹川流路延長173.0kmであり、富士川水系・信濃川水系を分かつ埼玉県秩父山地の甲武信ヶ岳(標高2,475m)にその源を発しています。したがいまして、隅田川を遡って遡って遡って上流を目指していくと、埼玉の秩父に到達し、さらに最上流の水源地では長野県、山梨県に隣接します。

夏の暑いある日、荒川の源流域近くまでドライブしてきました。東京の都心が30度を超えるなか、奥秩父は昼12時時点で26度でした。「道の駅 大滝温泉」で汗を流し、「二瀬ダムカレー」を食べようとしたのですが「ダムカレーは今日お休み」とのことで、画像はございませんm(. .)m 残念!
でも、荒川の源流域近くは、極めて急峻な谷が刻まれていて、かつての浸食作用のスゴさを感じつつ、緑の美しさを楽しみ、そして二瀬ダム(国土交通省)、浦山・滝沢ダム(水資源機構)など数多く建設されたダム群の役割を学べるなど、インフラツーリズムの対象として「上質」なモノがたくさんあります。
中央区とつながっている関東のインフラ。マクロ・ミクロ両面で眺めてみませんか?