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記念日で知るあの頃の中央区~11月編~


こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です。
今月もあっという間に残すところあと2週間となりましたが、先月に引き続き記念日をもとに中央区の歴史にふれてみようと思います!

歌舞伎座開業記念日(11月21日)

11月21日は歌舞伎座開業記念日です。
歌舞伎座の「歌舞伎座の変遷」のページにも記載されている通り、歌舞伎座は明治22年(1889年)に開業しました。
開業に向けて中心的な役割を担ったのが、東京日日新聞社(現・毎日新聞社)の主筆兼社長で、演劇改良運動にも意欲的に取り組んだ福地源一郎です。

今ではにわかに想像できませんが、当時の外観は洋風で、内部が日本風(檜造り)の3階建てでした。
客席定員は1,824人におよび、23.63mの舞台を持つ大劇場だったといいます。

一方現在の歌舞伎座は第五期で、第三期以来の意匠を踏襲し、第四期の劇場外観をほぼ忠実に再現しています。
そして驚くべきは座席数で、幕見席を除くと1,808席と開業当時の客席定員よりわずかに少ないのです!(※幕見席を含めると、現在の方が80席程多いです。)
ここからは、開業当時の歌舞伎座がいかに大規模だったのかが分かるのではないでしょうか。

税関記念日(11月28日)

1872年11月28日は、運上所の呼称が税関に統一された日です。
東京税関の「東京税関の歴史」のページに詳しい記載がありますが、日本に税関の前身である運上所が設けられ、海上事務や外交事務が執り行われるようになったのは、ペリーが二度目の来航を果たした1854年に締結された日米和親条約がきっかけでした。

1859年、まずは長崎、神奈川、箱館(函館)の港に、1867年10月には、江戸築地鉄砲洲(現・中央区明石町)に運上所が設けられました。
明石町には、それにちなんだ史跡が今でも人知れず残されています。

 記念日で知るあの頃の中央区~11月編~


碑には、「江戸幕府は、慶応3年(1867年)に江戸築地鉄砲洲明石町の一帯を外国人居留地と定め、この地に税関業務等を行う運上所を設置しました。これが東京税関の始まりです。」と刻まれています。

これまでに何度かこの史跡を訪れたことはありましたが、税関自体が身近な存在ではなかったため、あまり意識していませんでした。
しかし今回改めて見てみることで、横浜、神戸、そして築地がそうであるように、税関と外国人居留地の強い結びつきを改めて認識することができました!
今後はこの運上所と築地居留地の関係について、掘り下げて調べてみたいと思います♪