オフィシャル
銀座三越カフェ･ノワゼット★シェフ来日記念ランチコース
銀座三越の12階にある、カフェ･ノワゼットの
ティエリー・ブランキ シェフが来日しました。
昨年丸の内の二重橋スクエアにも
レストラン「ブール･ノワゼット・トーキョー」をオープンし
オープン記念で来日されていましたが、
今年は三越のお店にも1日来られていて
シェフ来日限定メニューというのが提供されていました。
私は去年からシェフが来日した時のお客様との通訳をしているのですが、
そのメニューを食べておいた方がいいなと思い、
今年は初日に友人と一緒にランチにいきました。
まず豚足のアミューズがあり、
前菜は"鰯の24時間マリネ ビーツのデクリネゾンと共に"
３種類のビーツが使われていてさっぱりとしているのに、
ごま油が利いていてこくもあります。
ビーツは安くて美味しいし見た目もきれいなので、
フランスのレストランでも最近よく使われているそうです。
スープは"福岡県糸島産玉ねぎのヴルーテ
フォアグラのロワイヤル"というものでした。
こちらはほとんどのお客様からの支持があり、
私も一番美味しかったと思う一皿でした。
フォアグラの香りが口いっぱいに広がりゴージャスな味わいです。
メインはお魚かお肉で
"博多長浜港より本日鮮魚のポワレ ソースブイヤベース"（写真上左）と
"ハーブを纏った子羊ロースのロティ 人参のピュレ"（写真上右）から選べます。
私は魚を選びました。
この日はクエで、ブイヤベースソースが素晴らしかったです。
お肉料理を選んだお客様からは
仔羊のソースと人参のピュレの混ざり具合が絶妙で
とても美味しかったという声が多かったです。
デザートは"栗のヴァシュラン ブラッドオレンジのソルベ"
黒いのはチョコレートではく薄焼きクッキー
白いのはメレンゲ。栗との相性もばっちりでした。
これに小菓子と食後のお飲み物がついて4400円（サ・税込）です。
普段はランチコース2700円から、ディナーコースも5500円からと
気軽に行けそうなお値段です。
スタッフさんたちもとてもホスピタリティにあふれていて、
お客様はみなさん居心地がよさそうでした。
シェフはトゥール・ジャルダンやルドワイヤンなどで修行したあと、
パリの15区で18年前に自分のお店をオープンされました。
旬の食材や季節の野菜を使うことをとても大切にしていて、
そのため現在はスペシャリテを持たなくなったそうです。
お話を聞いていても、料理に対しての思いが熱く、
世間話をしている時はとても穏やかで優しい人ですが、
厨房で調理をしている時の真剣な目は別人のようです。
今回三越のレストランでは11月10日だけでしたが、
シェフに会うのが目的で来られた方、
お誕生日などで来られる方も多く、
みなさん最後にシェフと写真を撮られて
とてもいい思い出になったと喜ばれていました。
来年も11月の同じ時期に来日されるそうなので、
個人的には11月６.７.８の金土日あたりかなと予想しています。
来年の10月頃にぜひホームページをチェックしてみてください！
Cafe Noisette Paris カフェ・ノワゼット
銀座三越12Ｆ
06-6228-6913