ARTIZON MUSEUM 開館!
1月18日(土)についにARTIZON MUSEUMが開館し、『見えてくる光景 コレクションの現在地』が開館記念展として始まりました。
公益財団法人石橋財団ブリヂストン美術館は2015年5月からビルの建て替えに伴い休館していましたが、ミュージアムタワー京橋の1〜6階にARTIZON MUSEUMと館名を変更して再開しました。
展示室はこのうちの4〜6階の3フロアで、面積にして旧ブリヂストン美術館の約2倍に拡張されたそうです。
中央通りから入ると吹き抜けの空間と大階段が目に入ります。
1階はカフェスペース、2階にはショップ
3階に上がると吹き抜けとエスカレータがあるメインロビーがお出迎えです。
ここでちょっと注意点を!
入館までの待ち時間の緩和や快適な鑑賞環境を提供するために、時間を区切っての日時指定予約制を取っており、ウエブ上で予約してチケットを受け取るシステムとなっていて、ウエブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口てもチケットを販売するとのことです。
詳しくはこちらを
公式アプリ
ARTIZON MUSEUMのコレクションを紹介するアプリで、館内のゲスト用WiFiを通じて無料の音声ガイドサービスが受けられます。
スマホとイヤホンがあれば、多くの美術館で有償で提供している音声ガイドを無料で楽しむことができます。
さすが石橋財団!ですね。
土曜講座
ARTIZON MUSEUM では旧ブリジストン美術館から『土曜講座』として美術の普及に取り組んでいます。
これまでに2,318回というとてつもない数字を積み上げていましたが、こちらも今回の開館に合わせて再開の運びです。
毎回定員80名で、事前申込不要、参加費無料、当日12時より3階のレクチャールーム前で配布される整理券を先着順で入手すれば誰でも参加可能です。
開館日の1月18日も土曜日で、再開第一回は「ブリヂストン美術館からアーティゾン美術館へ」のテーマで、石橋寛館長と田畑多嘉司クリエィテブディレクターから、創立者の石橋正二郎の思いや、この美術館の特徴・今後の取組み等についてお話があり、収集の方向性としては
・従来からのコレクションの一層の充実
・戦前・戦後の抽象美術の強化
・アーティストの肖像写真収集
の3本柱とのことでした。
中央区に新たな文化の殿堂ができたことは誇らしいことで、都市型のMUSEUMとして世界からも多くの方々が来館されることと思われます。
展示されている美術品のご紹介は省略します。是非みなさんご自身で足をお運びいただき、「創造の体感」を味わってください。