滅紫

ARTIZON MUSEUM 開館

2015年5月から建替えのため休館していたBridgestone美術館がARTIZON MUSEUMとして23階建てのビル「ミュージアムタワー京橋」の中に1月18日にオープンしました。「ARTIZON」は「ART+HORIZON」を組み合わせた造語で、美術館の発表によると「時代を切り拓くアートの地平を多くの方に感じ取っていただきたいという意志がこめられている」そうです。美術館の開館記念展は「見えてくる光景ーコレクションの現在地」です。

早速出かけてみましたのでご報告を。

入館システムが変わり「日時指定予約制」です。ではチケット購入・予約方法を。

①美術館のウエブサイトの中の「チケット購入」から日時を予約します。開館時間(10:00-18:00、金曜日は20:00まで)に合わせて1時間30分ごとに区切られた4つの時間帯(金曜日は5つ)から選びます。今回私が選んだのは ②12:00-13:30です。

②名前、メルアド、支払いのクレジットカード情報を入力

③指定のメルアドにURLを記載したメールが届きます。

入館方法

①1階エントランスから入場、2階にロッカーがあり使用料100円ですが、返却されます。

②イヤホンガイドはWIFI接続で美術館のアプリをダウンロードすれば無料です。(ロッカーでスマホとイヤホンを預けないように)

③3階でQRコードを提示し、セキュリティチェックを受け入場。

④展示場は6階から4階までです。まずは6階へ。6階は「アートを広げる」がテーマで1870年代のマネから2000年のスーラージュまで新収蔵作品も含めて展示されています。以前のブリジストン美術館時代におなじみのピカソやモネの作品からマーク・ロスコ、草間彌生まで。5階、4階と古代ローマのモザイクの断片やイランのラスター彩の鉢とガレの花瓶、景徳鎮の瓶などなど、

展望デッキも各フロアにあり、街の風景も一望できます。予約時間は入場時間でこの時間内ならいつでも入場可能。入館後は閉館まで時間制限はありません。スタッフのかたのお話だとカフェもないので閉館まではちょっときついかも(笑)

日本では人気展覧会となると「待ち時間1-2時間」というのが常識になっていましたが、このシステムはとても画期的です。私が伺った日はかなり人数的に余裕があり、好きな作品を心ゆくまで鑑賞することが出来、とても贅沢な時間でした。Web予約が一杯でなければ当日でも入場は可能です。

○予約した入館時間より少し遅れて入館する方が混雑が避けられるそうです。

○団体割引・シニア割引はありません。

 

 

 ARTIZON MUSEUM 開館
 ARTIZON MUSEUM 開館

こちらが「世の人々の楽しみと幸福のために」とコレクションを公開した創業者の石橋正二郎氏です。休館中もコレクションは増え約2,800点に及ぶそうです。展示スペースも約2倍になったそうで天井も高く広々とした空間で作品ものびのびしているような感じがします。館内の写真撮影は禁止とあるもの以外は自由です。「今は比較的余裕がある」そうですので今のうちに是非一度新しいアーティゾン美術館にお出かけください。

1階のカフェに寄る時間がなかったので次回はゆっくりお邪魔したいと思います。

 

 ARTIZON MUSEUM 開館

これはミュージアムショップで購入したTOTOバッグ4色あり1650円(込み)です。

ARTIZON MUSEUM  https://www.artizon.museum/

中央区京橋1-7-2 TEL 03-5777-8600