明治座さんの10月公演 「恋、燃ゆる。」
~ 明治座 ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』をエクセレントに取材します、rosemary sea です。
恋、燃ゆる。
~ 秋元松代原作 『おさんの恋』より ~
今の世に改めて問う、禁断の恋と真実の愛。
おさんと茂兵衛、許されない二人の物語。
明治座さんの10月公演「恋、燃ゆる。 ~ 秋元松代原作 『おさんの恋』より ~ 」をご紹介します。
10月19日(月)より11月15日(日)までの演目となります。
「恋、燃ゆる。」は・・・
近松門左衛門の浄瑠璃「大経師昔暦(だいきょうじむかしごよみ)」をもとに、劇作家・秋元松代さんが書かれた「おさんの恋」のテレビドラマシナリオの舞台化となります。
大店(おおだな)の貞淑な妻・おさんと、まじめな手代・茂兵衛が運命のいたずらに翻弄される中で芽生えた二人の真実の愛を描いた作品となります。
許されない二人の魂の恋物語が、この後明治座さんで誕生いたします。
なお上の画像は、檀れいさん他 出演者・演出家登壇の「制作発表」です。
出席者は、
檀れいさん 右から4人目
中村橋之助さん 左から4人目
東啓介さん 左から3人目
多田愛佳さん 左から2人目
石倉三郎さん 一番左
西村まさ彦さん 右から2人目
高畑淳子さん 右から3人目
石丸さち子さん(上演台本・演出) 一番右
株式会社明治座 宣伝部 木暮さんに記事掲載のご了解をいただきました。
それでは・・・
あらすじ・・・
京都の大経師彩玉堂(さいぎょくどう)のおさん(檀れいさん)は、「美人で気立ての良いお内儀」と噂に高い。
ですが主人の永心(西村まさ彦さん)は女遊びがやまず、永心の母である刀根(高畑淳子さん)はおさんを気遣っていました。
ある日手代の茂兵衛(中村橋之助さん)は店の金をすられますが、永心からは横領を疑われます。
さらに、部屋からおさんの櫛が見つかります。
茂兵衛はおさんに秘かな恋心を抱き、拾った櫛を大切にしていたのでした。
問い詰められた茂兵衛を救おうと、彼に思いを寄せる女中のおたま(多田愛佳さん)は「自分が拾い、茂兵衛に与えた」と嘘をつきます。
それを聞いた永心は茂兵衛とおたまに処罰を与えます。
そんな店の騒動を、永心の異母弟、政之助(東啓介さん)は冷ややかに見つめていました。
永心に命じられ納屋に入れられた茂兵衛ですが、父が病気との報を受け、居ても立ってもいられず彩玉堂を抜け出します。
茂兵衛は誓岸寺(せいがんじ)の住職・ 宗林(石倉三郎さん)に相談し、国許に向かうことにしますが、おさんがまもなく誓 岸寺 に墓参りに来ることを知ると・・・。
主なスタッフは・・・
原作: 秋元松代さん
上演台本・演出: 石丸さち子さん
舞台監督: 小笠原幹夫さん
なお、主題歌「恋、燃ゆる。」は氷川きよしさんが歌われています。
そして経師指導として経新堂稲崎(きょうしんどういなざき)さんが参加されています。
経新堂稲崎さんは日本橋浜町の表具屋さん。
天保年間より続く、大経師の称号を賜ったお店です。
現在の稲崎知伸(いなざきとものぶ)さんで6代目です。
経師とは、額装や掛け軸、屏風絵などを扱う職人さん、そして大経師とは、経師の筆頭格、朝廷に仕えた経師のことを言います。
・・・明治座さんの10月公演「恋、燃ゆる。」、おさんと茂兵衛の選びとった恋、その様は、明治座さんの劇場にいらしていただけたら、きっと心に染み入ると思います。
ぜひ明治座さんに足をお運びください。
お早めの席とりがよろしいかと。
明治座
日本橋浜町2-31-1
都営新宿線 浜町駅 A2出口すぐ
都営浅草線 人形町駅 A3・A4出口を出て清洲橋通り方面へ 徒歩7分
東京メトロ日比谷線 人形町駅 A2出口を出て甘酒横丁を清洲橋通り方面へ 徒歩7分
東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅 7番出口を出て清洲橋通り方面へ 徒歩10分
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