2020 「源平桃」咲き溢れ
大川端リバーシティ21開発の際、中央大橋~相生橋の ”隅田川派川”(晴海運河) 沿いにつくられ、平成19年に相生橋南まで拡張整備された石川島公園南端、相生橋南詰の複合施設「相生の里」前広場に植栽されている、バラ科落葉小高木のモモを観賞用に改良したハナモモの品種のひとつ「源平桃」が咲き誇っています。 一本の木に紅・白(加えて薄紅・斑・絞り)の花を咲き分ける様を、源氏の旗の色 "白" と平家の旗の色 "紅" が入り乱れて戦った「源平の合戦」に見立てて名付けられたとされます。自然の神秘性を秘めた、華麗な花木です。 同広場に植栽されているハナモモの一品種、花形がキク似の「キクモモ」も花芽を付け、もうすぐ開花です。 隅田川テラス沿いには中国原産のモクセイ科の落葉小低木で、英名を「ゴールデンベル」と称されるレンギョウが、鈴のような2-3cmの黄色い4弁の花をびっしりと付け、株全体を覆い、黄色い帯のように連なっています。(左上画像) 白色の小花で枝全体が埋まるように咲くバラ科の落葉小低木ユキヤナギとともに、春らしい柔らかなパステルカラー調の情感を醸し出しています。