2020 日本橋さくら通り "桜トンネル"
今年、東京では全国に先駆け、3月14日に観測史上最速で「桜開花宣言」が、22日には「桜満開宣言」が報じられたましたが、その後寒の戻りもあり、中央区界隈のソメイヨシノも一気に咲き揃うには至らず、"まだら咲き" の傾向が強かった印象です。 暖冬で休眠打破がしっかり行なわれなかった可能性があること、開花後も季節外れの低温の日が続いたりで開花が一気に進まなかったこと等が要因と考えられているようです。
今年の花見シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大で街の様相は一変。密閉・密集・密接の3キーワードの回避、花見自粛、更に都民の不要不急の外出や都内への往来自粛を求める週末が始まり、人通りは少なく閑散とした中、東京駅八重洲口から茅場町に至る「日本橋さくら通り」の約170本の桜並木は例年通り、枝が重なり合うように伸び、花の密度濃く、見事な桜のトンネルを演出しています。