4月1日水谷橋公園が屋上公園としてオープン
工事が続いていた旧水谷橋公園界隈ですが、4月1日にオープンし(てい)ました。(これを書いているのは9日です)
場所は旧水谷橋公園と同じですが、1階から3階は認可保育所の「まなびの森保育園銀座」(と公衆トイレ)の建物となり、屋上が中央区立水谷橋公園になっています。
上の画像のシダレザクラは旧水谷橋公園にあったものを移設したようです。
フロアマップ?は右の画像の下のとおりで、開園時間は07:00~21:00と結構長いです。(もちろん無料です)。コロナ対策引きこもり中の、ちょっとした息抜きにも良いかもしれません。
エレベーターで屋上まで上がってみると・・・
シャガ(著莪)。ちょっと湿ったところに群生しているのをよく見ますが、屋上にも関わらず綺麗に咲いているのに驚きます。
アセビ(馬酔木)。有毒なので「馬が酔う木」らしいですが、これはちょっと盛りを過ぎている感じですね。
コデマリ(小手毬)。よく似た花で、もう少し大輪のオオデマリという花がありますが、そちらは似て非なるというか、別の「科」だそうです。
ギョリュウバイ(檉柳梅)。あまり聞かない名前だと思いますが、この花のマオリ語名が有名です(原産地がそもそもニュージーランドのようです)。名前は「マヌカ」。そう、マヌカハニーのマヌカですね。蜜蜂が寄って来そうです。
名前当てクイズ
日比谷公園などでよく見かける、「名前は何でしょう?」プレートがたくさんありました。小さな公園なのに10種類くらいあって、どれも決して簡単ではありません!少なくとも私には・・・(^^)
是非一度訪れてチャレンジしてみてください。。。
肝心の場所はというと
現在の場所は一番右の地図のとおりですが、このあたりはかなり区画の変遷があった場所です。
江戸時代(左の地図)には「水谷橋」は存在せず、三十間堀川は「京橋川・楓川・桜川」の三叉路に向けてかぎ型状に接続していました。(防衛上の理由があったとか)
明治になってもしばらくはその姿だったようですが、明治36年に水運整備を主目的として流路の変更が行われ、真ん中の地図のようなかたちになりました。
太平洋戦争終結後、焦土になった東京のガレキ処理のためにまずは三十間掘川が埋め立てられ、その後、高速道路の建設のために楓川・京橋川なども埋め立てられて現在に至っています。