人形町駅から行ける、静かな佇まいの神社 ⑤
~ 元徳稲荷神社・綱敷天満神社 ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』をカインドに取材します、rosemary sea です。
「人形町駅から行ける、静かな佇まいの神社」シリーズ、今回は第5回、元徳(げんとく)稲荷神社・綱敷(つなしき)天満神社をご紹介します。
それでは・・・
御由緒
江戸時代初期に1500石を領した川村徳エ門という人が伊勢神宮の外宮・豊受(とようけ)大神宮より分霊を受け、小石川の自分の屋敷に祀ったそうです。
後に屋敷替えとなり現在の墨田区立川に遷宮し一般町民に開放した、とのこと。
今もその地、墨田区立川に「元徳稲荷神社」はあります。
この人形町の辺りに稲荷神社が多いのは、元々大名屋敷の町だったことが理由です。
ここは細川公の屋敷があったようで、細川公が懇請して元徳稲荷神社より更に分霊を受け祀ったのが由来だそうです。
その元徳稲荷神社に、同じ町内に祀られていた学問の神様の綱敷天満神社を合社、現在に至ります。
ですから進学の神、産業・商売繁昌、火伏せの神としてのご利益も伝えられています。
神紋
稲荷神社の「抱き稲紋」と、天神様の「梅鉢紋」を組み合わせた、「抱き稲に梅鉢」紋です。
まさに日本橋浜町の守り神、ですね。
元徳稲荷神社・綱敷天満神社
日本橋浜町2-3-5
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 人形町駅 より徒歩7分。
A2出口の前の「甘酒横丁」交差点を渡り甘酒横丁へ。
明治座・浜町公園方面へ向かい、「弁慶像」のある「浜町緑道」を越えて和菓子の「あけぼの」さんをななめ前に見て右折、「圭歯科医院」さんを左折して次の角にあります。
※ 人形町駅からご案内しましたが、実際には浜町駅の方が近いです。