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東京タワー「ARIGATO」窓文字表示・ブルーライトアップ

 東京タワー「ARIGATO」窓文字表示・ブルーライトアップ

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、最前線で奮闘する医療従事者らに感謝の意を示す動きが広がりを見せています。敬意を込めて決まった時間に拍手をしたり、建物を青色にライトアップしたりする取り組みは海外で始まり、国内でも賛同の輪が広がっています。始まりは英国とされ、青色は同国の国営医療サービス "Natioal Health Service" のシンボルカラーであり、地球をイメージしたカラーでもあります。

都内では、都庁舎などが4月16日から、新型コロナウイルス対策の特措法に基づく緊急事態宣言の当面の期限となる5月6日迄夜間、青色にライトアップされていますが、東京タワーでも4月16日に続き、4月27日、展望台北面に「ARIGATO」の文字が表示され、青色の特別ライトアップが再開されました。当該意匠は現時点では5月2日迄実施され、当初予定されていた4月29日の昭和の日、4月30日~5月2日・6日のGW、5月3日の憲法記念日、5月4日のみどりの日、5月5日のこどもの日の各特別ライトアップは急遽中止となりました。                    勝どきの隅田川テラスから望む東京タワーは、「地球一丸となって新型コロナウイルスに打ち勝とう」との思いを込め、街を青色に染めています。