人形町駅から行ける、静かな佇まいの神社 NO.22
~ 大廣神社 ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』をオブジェクティブに取材します、rosemary sea です。
「人形町駅から行ける、静かな佇まいの神社」シリーズ、第22回の今回は、大廣神社(おおひろじんじゃ)をご紹介します。
それでは・・・
旧日本橋区最東端隅田川沿いのこのエリア、江戸時代は広大な武家屋敷が存在していました。
神社が鎮座する地は、常陸麻生藩新庄駿河守屋敷があった場所と云われています。
社号標石兼合祀記念碑には、昭和42年(1967年)10月に「大橋稲荷神社」と「末廣稲荷神社」を合祀して、現社号「大廣神社」に改称したとあります。
大橋稲荷神社は、元禄6年に新大橋架設の際、安全の鎮守として創祀、明治維新後に今の地に遷座したといいます。
現在は新しいマンションが多く立ち並び、神社はビルの隙間に祀られています。
(東京メトロ×Spot Tour 「 とっておきのオススメスポット」【水天宮前駅コース】【大廣神社】説明文より)
今回も江戸古典落語、ご紹介します。
第14回となりました。
あと10回先の24回まではこのシリーズ、行けそうですので、今回は「二十四孝(にじゅうしこう)」を書きます。
<事前確認コーナー>
二十四孝・・・
中国の元の時代に親孝行な24人の逸話を採録した書物。
「二十四孝」
長屋に乱暴者がひとりいまして大家さんを悩ませます。
今日も、女房の肩を持った自分の母親を蹴飛ばしていたので、お説教ついでに中国の「二十四孝」の逸話を聞かせます。
母親のために寒中裸で鯉を捕らえた秦の王祥、雪の中タケノコ堀りに行った孟宗、母親が蚊に刺されないよう自分の体に酒を塗って蚊を引き付けた呉猛・・・。
長屋へ帰り、母親に「鯉は食べたくないか?」「魚は嫌い」、「タケノコは?」「歯が弱いから食べられない」、・・・。
困った男は母親を蚊から守るため自分の体に酒を吹き付けようとして、誤って酒を飲んでしまいます。
そのまま朝になると、一か所も蚊に刺されていないことに気付き「親孝行の徳」と喜びますが・・・。
母親が言います、「何言ってんだよ、あたしが夜通しうちわで扇いでたんだから」
ここ「大廣神社」は、8月4日の記事でご紹介しました「東京メトロ×Spot Tour とっておきのオススメスポット(スマホで回れるまち歩き)」の「水天宮前駅」コースのスタンプスポットのひとつとなっています。
ちなみにロズマリは、自分で考案しました「人形町駅」のコースに続きまして、この「水天宮前駅」コースもコンプリートしました。
大廣神社
日本橋浜町3-30-6
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 人形町駅 A2出口を出て、目前の「人形町通り」を車の一方通行の反対へ、つまり右へ約150m。
「水天宮前」の信号交差点を「新大橋通り」へ左折、約400m先の「トルナーレ日本橋浜町」の信号角を右折。
「トルナーレ日本橋浜町」を越えたところの角を左折、約290m先の「浜町サンフラワーマンション」の先の角を曲がると右側に見えてきます。