湊っ子ちゃん

湊っ子ちゃんの中央区かるた♪な行

こんにちは、湊っ子ちゃんです。

ちょっと早いですが、お正月に向けて「中央区かるた」を作ってみました!

今日は、な行です!

 

 湊っ子ちゃんの中央区かるた♪な行

♪ 波除稲荷 お歯黒獅子と 天水鉢

江戸時代から、築地では町や大店ごとに獅子をもち、築地の獅子祭として知られていました。震災や戦災を乗り越え、一対だけ残った獅子頭と、尾張藩船の無事を祈って、人夫たちが奉納した天水鉢は、区民有形民俗文化財に登録されています。現在は、平成に完成した天井大獅子とお歯黒獅子が町を練り歩きます。

 

 湊っ子ちゃんの中央区かるた♪な行

♪ 日本橋 ここ大江戸に 四百年

日本橋は、徳川家康が、慶長8年(1603)に架けた最も古い歴史をもつ橋です。五街道(東海道・中山道・日光道中・奥州道中・甲州道中)の起点、大江戸の中心です。明治に入ると、国道の起点と定められました。橋詰広場は4ヶ所あり、元標の広場、花の広場、日本橋魚市場発祥の地には乙姫の像、日本橋クルーズの発着場である双十郎河岸があります。

 

 湊っ子ちゃんの中央区かるた♪な行

♪ 布製品なら日本一! 馬喰 横山 問屋街

江戸時代、馬喰町の公事宿に泊まる旅人のために、小間物屋が集まったのがはじまりでした。今では、衣料品や日用雑貨、ファッション関係の問屋が1500も軒を連ねる、日本一の繊維街です。年末に催される、やげん堀納めの歳の市では、靴や鞄、衣料品などが、特別価格で大放出されます。

 

 湊っ子ちゃんの中央区かるた♪な行

♪ ねこたちも 築地市場から お引越

平成30年(2018)、豊洲に移転した築地市場は、昭和10年(1935)関東大震災の復興とともに開場し、その後83年の長きにわたり、人々に親しまれてきました。鮮魚のあふれる市場内には、たくさんのねこが住んでいたそうです。移転のあと、行き場のないねこたちを守ったのは、「中央区動物との共生推進員」のボランティアさんたちでした。みなさんのおかげで、ねこたちみんなに、里親がみつかりました。

 

 湊っ子ちゃんの中央区かるた♪な行

♪ 海苔の振り売り 江戸の風物詩

いまの四角い海苔は、江戸時代に生まれました。まだ浅草の辺りが入江だった頃、干潮時に自然にできる海苔を漁民がみつけたのがはじまりです。その後、品川・大森・羽田、千葉県のほうでも養殖されるようになりました。「浅草海苔」といえば青紫色の最上品で、江戸市中で大人気でした。振り売りといって、天秤棒の先にかぶせ蓋の箱をぶらさげて歩く行商人の姿は、人々の目に風情を感じさせるものでした。

 

 

♪みなさん、ぜひ印刷して、あそんでみてくださいね!


‐ 参考文献 ‐
「歩いてわかる中央区ものしり百科」中央区観光協会 令和元年刊
「中央区文化財」中央区ホームページ
「日本橋室町 山本海苔店」ホームページ

 

 湊っ子ちゃんの中央区かるた♪な行

中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん
第110号 令和2年10月20日