両国花錦闘士
【りょうごくおしゃれりきし】
~ 明治座 ~
『ギフト、そして自分も楽しむ』をライブラリーエディションとして取材します、rosemary sea です。
明治座さんの「両国花錦闘士【りょうごくおしゃれりきし】」をご紹介します。
12月5日(月)より23日(水)までの演目となります。
両国花錦闘士の舞台公式サイトはこちら
⇒ https://www.ryogoku-oshare-rikishi.com/
株式会社明治座 宣伝部 木暮さんに記事掲載のご了解をいただきました。
それでは・・・
「両国花錦闘士」は・・・
「ファンシイダンス」「陰陽師」など、博学多識と鋭い洞察力に裏打ちされた物語、繊細にして流麗なタッチのイラスト、そして独特なユーモアで多くの熱狂的ファンを持つ漫画家・岡野玲子さん。
その異才が相撲とめぐり合い生まれた「両国花錦闘士」という作品。
1989年から1990年にかけて、ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載された本作は、当時あまり存在しなかった相撲漫画というジャンルを発掘するとともに、その視点は以降の作品群と一線を画しており、おそらく空前にして絶後の漫画といえます。
汗と根性は少なめ。どこまでも見目麗しく、ロマンスに彩られた力士たち。
女人禁制の国技ともいわれるスポーツを乙女の視線でポップに一刀両断した果てには、力士や相撲道の神髄が精確に描かれており、その奥深い作品の魅力に誰もが気づかされます。
相撲と演劇の起源は、共に神事であった・・・。
この真理を核に、劇場という晴れの舞台において、両者の融合を最高の、歌あり、ダンスあり、笑いあり、相撲ありのエンターテインメントとしてお届けいたします。
あらすじ・・・
両国に爛漫と咲き乱れる力士たちの花舞台・国技館。
その土俵の上では、宿命のライバルの取組が始まろうとしています。
東はソップ(やせ)型で美形の昇龍(しょうりゅう:原嘉孝さん)。
西はアンコ(ぽっちゃり)型の雪乃童(ゆきのわらべ:大鶴佐助さん)。
何もかもが正反対の二人ですが、思いは同じ。
「コイツにだけは負けたくない!」
熱戦を取材するのは、ワールドベースボール社の相撲雑誌の記者・橋谷淳子(大原櫻子さん)。
野球雑誌の記者希望なのに相撲雑誌の担当になった彼女には、相撲の良さがさっぱりわかりません。
稽古の合間の息抜きに、雪乃童は付き人たちとディスコへ繰り出すと、密かに想いを寄せる、部屋の一人娘・沙耶香と鉢合わせします。
親方もおかみさん(紺野美沙子さん)も心配していますよ、と窘(たしな)めますが、相手にされず撃沈。
昇竜も力士と分からないようにオールバックにスーツでディスコに訪れますが、鬢付けの匂いはごまかせません。
その甘い香りに誘われるかのように大手芸能事務所パピーズの女社長・渡部桜子(りょうさん)が現れます。
数多い男たちを欲しいままにしてきた彼女は、出会ったことのない種族・力士の昇龍を篭絡(ろうらく)せんとします。
勝利も美女も手に入れるかに見えた昇竜ですが、次第に桜子の歪(ゆが)んだ愛情に翻弄され、不調の力士に惨敗を喫するなど、心に乱れが生じます。
昇竜は桜子の欲望に呑まれてしまうのでしょうか。雪乃童との勝負の行方は?
淳子の見つめる土俵には、愛と欲望が乱れ咲きます。
果たしてその先に見えるものは・・・。
主演の原嘉孝さんは・・・
ジャニーズ事務所所属、ジャニーズJr. のメンバーですね。
今後のソロ活動も注目されるところです。
主なスタッフは・・・
原作:岡野玲子さん
作・演出:青木豪さん
舞台監督:筒井昭善さん
なお、主題歌はデーモン閣下さんが歌われています。
デーモン閣下さんは・・・
皆様よくご存知のとおり、相撲に対して造詣の深いミュージシャン・マルチタレントです。
この舞台にはぴったり、といった感が強いですね。
・・・両国花錦闘士、荘厳にして神秘なる角界を女性目線で描くと、どのようなものでしょうか?
魅力あふれるワンダーランドが広がっています。
ぜひ明治座さんに足をお運びください。
お早目の席とりがよろしいかと。
明治座
日本橋浜町2-31-1
都営新宿線 浜町駅 A2出口すぐ
都営浅草線 人形町駅 A3・A4出口を出て清洲橋通り方面へ 徒歩7分
東京メトロ 日比谷線 人形町駅 A2出口を出て甘酒横丁を清洲橋通り方面へ 徒歩7分
東京メトロ 半蔵門線 水天宮前駅 7番出口を出て清洲橋通り方面へ 徒歩10分
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03-3666-6666
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